2010年02月01日

舞浜雑感二件

 舞浜のホテルで飲み会がありました。舞浜駅から俗にいう「ネズレール」に乗り換え、「ベイサイドステーション」駅に行きます。改札では駅員さんが「ここは、ディズニーリゾートオフィシャルホテルへ行かれる方の駅です。舞浜駅への乗換駅ではありません」と何度もアナウンスしていました。間違えて降りてしまう人が多いのでしょう。
 確かに、「リゾートゲートウェイステーション」と「ベイサイドステーション」という名前を見ただけでは、どちらが京葉線の乗換駅で、どちらがホテル宿泊者用の駅かなどわかるわけがありません。仕事で何度も行っている私ですら、たまに「ベイ・・・」に行く時間を調べる際、駅すぱあとに間違えて「リゾート・・・」と入力してしまう事があるほどです。したがって、初めて来た人が勘違いするのも無理はありません。
 せっかく「夢の国」で楽しんだにも関わらず、帰りに下りる駅を間違えて呆然とする人を出さないためにも、また駅員さんの喉をいためないためにも、それぞれ「舞浜」「ホテル入口」に一日でも早く駅名改称すべきだと強く思いました。

 さて、その「ホテル入口」駅からは、護送車の異名を持つバスに乗り換えました。
 数分しか走らないバスですが、運転手の他にガイドさんが乗っていて、アナウンスをしたり、子供さんに声をかけたりしています。
 その話の中で、バスの最後部を指さして、「あそこにミッキーがいるよ」とお子さんに言っていました。そこには運転手氏およびガイド氏と同じ服装をした鼠の人形が飾られていました。
 すると、それを見たお子さんは「本物?」と突っ込みました。ガイド氏は手慣れたもので、即座に「うん、本物だよ」と返しましたが、お子さんは納得がいかない模様です。おそらく、彼女にとっての「本物」とは、実際に動いたり遊んだりする、遊園地で見た着ぐるみを意味するのでしょう。
 もちろん、ここでの「本物・偽物」の区分は大きさでも動くかどうかでもありません。D社の許諾を得ているかどうかが全てです。話を聞きながら、このいたいけな少女がそのような「夢の国の中にある『現実』」を知るのはいつのことなのだろうか、などと思ってしまいました。

2010年02月01日 23:58