2010年01月31日

百姓貴族

[ 漫画 ]

 丸善津田沼店に行ったら、荒川弘さんの「百姓貴族」が、専用のカゴをつけての四列平積みになっていました。後ろには作中の見開き2ページのコピーまで飾られています。
 同じ作者の「鋼の錬金術師」を愛読していたこともあり、この作品は本屋で見かけたとき、即座に買いました。その見立てに間違いはなく、期待以上に面白い作品でした。
 実録物としての情報価値もありながら、作者の実力がいかんなく発揮されている漫画表現だけでも十分読み応えがあります。

 そのように気に入った作品を、本屋さんが大々的に宣伝してくれる、というのはなかなか嬉しいことでした。
 それだけ感性があうならば、次回、ここで大宣伝された漫画はとりあえず読んでみようか、と思ったほどでした。
 あと余談ですが、ここに限らず、書店の漫画コーナーでは、同じ作者で発売も近かったにも関わらず、「鋼の錬金術師」最新刊と並べて販売しているのを見ません。一見すると作風がかなり違うので、相乗効果はないと思われているのでしょうか。
 自分的には「鋼の錬金術師」のベースになっている部分もあると思っているので、ぜひともそちらのファンにも読んでもらいたいと思っているので、ちょっと違和感があります。まあ、本の専門家が分析した結果だと思うので、素人が口を出すことではないのでしょうが・・・。

2010年01月31日 23:54