2010年01月11日

相変らず品格がなさすぎる横綱審議委員

 昨日の横綱土俵入りで、白鵬関が土俵入りの所作を間違えたそうです。それについて、品格が著しく欠落している事で有名な横綱審議委員氏が「両陛下がいらっしゃるからあがっていたのかな。それだけ、日本人になったということでしょう」と好意的にみていた。と言ったそうです。
 言うまでもなく、これが朝青龍関だったら、例のごとく、品格の欠片もない言い回しで批判していたでしょう。実際、この日も朝青龍関が左手で懸賞金を受け取った事については、壊れたテープレコーダーのように批判しています。

 その「二重基準」ぶりも問題ですが、それ以上にこの「それだけ、日本人になった」というという発言は異常だと思いました。
 確かに、白鵬関は年寄株取得のために日本への帰化を考えていると言われています。しかしながら、現時点では純然たるモンゴル人です。それを、ミスによって「日本人になった」などと言われて、いい気持ちになるのでしょうか。ついでに言えば、日本人横綱が、天覧相撲の土俵入りでミスが多い、などという事もありません。二重三重でおかしい発言です。
 こんな発言をするほうもするほうですが、それを「識者の意見」であるかのごとく報じる方も報じる方です。やっとこの審議委員氏も退任してくれるそうです。その時は、これによって少しは相撲報道もマシになるとは思ったのですが、この状況では厳しそうだな、と思いました。

2010年01月11日 21:41