2010年01月09日

掘り出しものと記憶

[ 漫画 ]

 最近はやりの作品を買おうと、古本屋の四コマコーナーを探していました。すると、いきなり荒川道場と書かれた背表紙が目に入りました。
 かつて愛読した「心に残る名作」の一つですが、まさかこんな所で再会できるとは思えませんでした。迷わず購入し、帰宅後、当初の目的だった本より先に読みました。

 覚えていた話から、読んで存在を思いだした話、こんなのあったっけ、という話までいろいろありました。そして、4年前に感想を書いた逸話二つについては、詳細は違っていたものの、ほとんどが記憶を頼りに書いた内容と同じでした。
 掲載誌は買ったはずですが、もう20年近く前の話です。それをここまで覚えていたのですから、よほど強く記憶に残っていたのでしょう。
 そのような作品に、全然違う目的で立ち寄った古本屋で再会できたわけです。たいした事ではないとはいえ、かなりの幸運を感じました。

2010年01月09日 23:10