2010年01月05日

義理事

 ここ数年、年賀状を新規に出す、という事がありません。今の会社では、社内で年賀状を出し合う、という風習がありません。さらに、その前いた会社もそうでした。仕事以外で新たに知り合う人もいますが、住所を教え合うほどのつきあいはありません。
 というわけで、自分にとっての年賀状は、家族などを除けば、「過去に付き合いがあった人との、惰性的なやりとり」になっています。
 中には、最後に会ってから22年経っており、今後、会う可能性は0.01%を切っている、という人もいます。はっきり言って出す意味などないと言えるでしょう。
 ところが、それでも不思議と、印刷プラス「今年もよろしく」とだけ書かれた年賀状を見るだけで、懐かしさと嬉しさを感じます。
 形式化した「義理事」ですが、50円でその気分を味わうことができると思えば、まあお得なのだろうな、と思っています。

2010年01月05日 01:05