2009年12月09日

振替の振替

[ 交通 ]

 帰宅しようと四谷駅に行ったら、人身事故の影響でかなり遅れている、というアナウンスがありました。窓口で尋ねたら、振替乗車票を発行してくれるとのことなので、利用することにしました。
 一番手堅いのは、南北線で市ヶ谷に出て、そこから都営新宿線で本八幡に行き、総武線が復旧していたらそちらに、まだ乱れていたら京成に、という経路です。しかし、この経路は市ヶ谷および本八幡での乗換えにかなり時間がかかります。

 そこで、地下鉄を乗り継いで京成上野に出て京成で帰る、という経路にしました。南北線→大江戸線→銀座線という、振替乗車票を持っている時にしか使えない、割高な経路で京成上野に着きました。
 そして改札に行ったのですが、そこには「人身事故が発生して、電車が遅れています」という表示があり、振替乗車の案内までしてありました。
 さすがにJRの振替乗車票を提示して京成の振替乗車票を取得するわけにはいきません。これなら普通に新宿線を使っていれば、と後悔しましたが、今更どうしようもありません。各駅停車にに乗ったのですが、先頭から前の列車のテールランプが見えるほど詰まっています。当然ながら、ノロノロ運転でした。
 そして、ついに特急待避駅である千住大橋で、前を走っている各駅停車に追いついてしまいました。そこで、乗り継いだのですが、こちらもまたノロノロ運転です。しかし、京成高砂で臨時仕立ての快速特急に接続し、後はほぼ順調に帰宅できました。
 えらい時間を無駄にしましたが、おかげで、「各停が前を走っている各停に追いつき、そちらに乗り継ぐ」というなかなか出来ない経験ができました。それができたので、京成上野まで出た甲斐があった、と思うことにしました。

2009年12月09日 22:40