2009年12月06日

路面電車でWiMAX

[ 交通 ]

 移動しながら高速で無線インターネットが使えるというWiMAXの試験運用を伊予鉄道の路面電車で行なう、という記事がありました。
 車内のモニタで動画を流すわけですが、ネットでリアルに通信しているため、好きなときに動画を切り替えたりすることもできます。そのあたりが、山手線などで流している動画との違いのようです。
 ただ、この路線は相方の里帰りのたびに乗るのですが、そこで見る限り、一人当たりの乗車時間はあまり長くありません。したがって、よほど「放映時間」をうまく設定しない限り、折角の動画でも、ほとんどの人が途中で見始めて放映中に降りる、という事になりかねません。

 という不安もありますが、このような新しい試みを始めるのは応援したいです。さすがは、JRにさきがけて、携帯で電車に乗れるシステムを導入した会社なだけの事はあります。
 ちなみに、この路線を走る車両の大半は、1950年代から60年代に造られています。一部は今世紀に入って造られたのもありますが、まだまだ少数派です。
 どうせ取り付けるなら、ぜひともその「建造50年」の車両につけ、歴史と最新技術をとりあわせた車内を演出してほしいものだ、とも思っています。

2009年12月06日 23:37