2007年12月01日

薮田投手、大リーグ入り

[ 野球 ]

 マリーンズの薮田投手のロイヤルズ入団が発表されました。来年からはヒルマン監督とともに戦う、というのはなかなか興味深いものがあります。これでマリーンズからは小林雅英投手に続いての大リーグ移籍となりました。
 このあたりの原因については、バレンタイン監督の談話である「ロイヤルズのように、マリーンズより観客動員数や選手のレベルが劣るチームが、マリーンズの倍の金額を提示できるのは放送権料の分配制度があるから。(日本も)何らかの変化が必要」という事情もあるのでしょう。あと余談ですが、ここまで率直に「大リーグの下位チームより、自分のところのほうが選手のレベルが上」と言った日本チーム監督は史上初ではないか、などとも思いました。

 あと、台湾で行われる五輪予選がいよいよ始まります。それに先立ち、マリーンズの渡辺俊介投手をはじめとする三選手が、ここにきて「落選通知」を受けました。なんか、いろいろな演出的意図もあるのでしょうが、失礼な話です。どうせ代表に選ぶ気がないなら、最初から招集しなければいいでしょう。貴重なシーズンオフを返上してわざわざ台湾まで行った選手に対して、失礼な話だと思います。まあ、五輪野球はいろいろとわざとらしい演出が多いので、最初から織り込み済みだったのかもしれませんが・・・。
 まあ、しょせんは大リーガーが出るWBCに比べれば、明らかに格の落ちる大会です。しかも、ペナントレースの最中に決勝、という日程です。自分としては、前々から、プロ選手を出す必要がないと思っていました。
 そういうわけで、自分的にはたいして盛り上がっていなかったのですが、これでより一層萎えました。とりあえず、選手が無駄な怪我をせずに仕事を片付けて、チームに戻ってきてほしいと思う次第です。特に野手陣は、あの「わりゃポークス潰す気か?」の迷打撃コーチに壊されない事を最重視して細心の注意を払って欲しいものだと、改めて思いました。

2007年12月01日 00:51