2009年10月22日

CS第二ステージ、北海道が勝ち、あと1勝に

 札幌ドームで行なわれた、北海道-東北は糸数投手と岩隈投手が先発。初回、東北は1死から連打で好機を作りますが、4・5番が倒れます。その後、2・3回も安打は出ますが、得点には結びつきません。
 一方、北海道も走者は出すものの得点できず、0対0で3回を終えます。
 そして4回表、この回先頭のセギノール選手がバックスクリーンに本塁打を放ち、今日は東北が先制します。しかしその裏、稲葉選手が二塁打で出た後、小谷野選手に適時二塁打が出て、北海道が即座に追いつきました。

 そこからまた、走者は出るも、得点はできません。北海道は5・6回と先頭打者が安打して犠打で進みますが、そこから岩隈投手が踏ん張り、勝ち越せません。
 そして7回、先頭の藤井選手が安打すると、犠打などで2死2塁となり、続く三番の鉄平選手は敬遠されます。昨日はここで山崎武選手が適時打を放ちましたが、今日は敬遠策が成功し、打ち取られます。
 その裏、北海道の金子選手の二塁打などで2死2・3塁とすると、東北も三番の稲葉選手を敬遠し、四番勝負に。しかしこちらは裏目に出て、高橋選手が中前に2点適時打を放ち、ついに勝ち越しに成功します。
 直後の8回表、この回から登板の宮西投手に対し、連打と四球で無死満塁とします。ここで東北が代打に中島選手を起用すると、北海道は金森投手に交代。東北は代打の代打で憲史選手を出します。
 憲史選手の打球は高いバウンドの三塁ゴロとなりますが、三塁走者が足が遅いセギノール選手だった事もあり、本塁で封殺になります。さらに藤井選手も内野ゴロで打ち取られた後、好機に強い高須選手が三振に打ち取られ、東北は1点も取れません。
 そして9回表は武田久投手に対し、1死から四球と安打で一発逆転の場面を作ります。しかしセギノール選手、さらには草野選手が倒れて試合終了となりました。
 これで北海道は日本シリーズ出場まであと1勝としています。特に今日は糸数投手と岩隈投手の投げ合いで勝っただけに大きいでしょう。これでほとんど決まったとは思いますが、明日の田中投手には意地を見せて貰いたいと思っています。観客数は3万2千7百人ほどでした。

2009年10月22日 23:08