2009年12月13日

振替乗車の小技

[ 交通 ]

 津田沼で夕食を食べました。駅に着いたら、ちょうど二分後に電車がでるとのこと。これは待たずにすむと思い、気分良くホームに行きました。
 ところが、放送や表示では、「幕張駅で人身事故が発生し、運転見合わせ」と出てきます。電車のほうは時刻表通り二分後に来たのですが、「ここでしばらく運転を取りやめます」というアナウンスがありました。
 そこで、振替輸送を使うことにしました。私は定期ですから問題ないのですが、問題は相方です。一度suicaで改札を通っており、このままですと、振替の対象になりません。

 そこで、一旦、suicaを入場取り消ししてもらい、幕張本郷までの切符を購入して振替え乗車券と取り替えました。
 この方法は、駅員さんは教えてくれないから要注意です。実際、自分たちの目の前にいた青年は「止まっているんですか」「ええ」「どうすればいいんですか?」「新津田沼から新京成が出ていますから・・・」「これで入ったんですけど(suicaを見せる)」「これでは振替票は出せませんね」「そうですか」という会話をし、そのまま新津田沼に向かっていました。
 仮にこの人が幕張本郷に行くとしたら、京成と新京成の合算で250円、一方、相方は130円で行けたわけです。
 というわけで、新津田沼まで歩いて行ったのですが、着いたらちょうど前の電車が行ったばかりで10分くらい待たされ、さらに京成津田沼で10分くらい待たされました。
 日中は直通運転をしているにも関わらず、この接続の悪さには驚かされました。
 そして幕張本郷に着いたら、JRホームの幕張方面には待っている人がいませんでした。改札に行ったら運転再開とのことで、おそらく、出て行ったばかりだったのでしょう。結果的には振替を使わない方が早く帰れたわけです。
 まあ、自分は基本的に振替乗車が好きですし、相方も普段と違う経路を楽しんでいたようなので、よしとしようと思いました。
 ただ、目の前の青年以外にもいたと思われる、駅員の言うなりに定価でこの経路を使った人にとってはシャレにならない話だろうな、とも思いました。

2009年12月13日 22:39