2009年11月26日

駅からすぐだけれど駅から10分

[ 交通 ]

 職場の雑談で、二人の人が、東京駅八重洲口にある施設について話していました。聞いていると、今ひとつ話が噛み合いません。片方が、この前初めて見たけれど、「八重洲」とつくだけあって、八重洲口を出てすぐの所にあった、言います。すると、もう片方は「八重洲口から10分くらい歩いた」と言いました。
 結局、初めて見た人が、別の施設と間違えたのだろう、という結論になっていました。
 不思議に思いながらその話を聞いてから数日後、有楽町駅前で用事をこなした後、から京葉線に乗る事になりました。
 もちろん、有楽町から山手線で東京乗換えなどという「大回り」はせず、直接京葉線の東京駅まで歩きました。そして、入口につくと、その目の前に、先日話題になった施設がありました。

 これを見たとき、先日聞いた話がなぜ食い違ったかが分かりました。表示を見ると、確かに、この入口も「東京駅八重洲口」です。そして、目の前に施設はあります。しかし、昔からの「八重洲口」である、大丸のあたりから歩けば、10分くらいかかってもおかしくありません。
 つまり、「東京駅八重洲口」の範囲が広すぎたために発生した食い違いだったわけです。
 確かに、いずれの出口も「中央区八重洲」にあります。だからと言って、京葉線の出口も「八重洲口」にするのは少々無理があると思いました。
 そのあたりは釈然としませんでしたが、とりあえず自分の心の片隅に引っかかっていた事が解決したのは有難いことでした。

2009年11月26日 23:25