2009年11月13日

琵琶湖で痛車

 日帰り出張で米原と大阪に行きました。まず米原での仕事を終え、駅に戻るためにタクシーを呼びました。待っている場所は琵琶湖の湖岸で、対岸の街まで見渡せます。
 天気が良くないので、湖面の色もうすぐらいのですが、他にやることもないので、ボケーッと見ていました。
 目の前には何台もの車が行き交っています。タクシー待ちをしてうるので、来るたびに目をやっていました。
 その何台目かは黒い車でした。ところが、近づいていくと、黒塗りなのに一部にはピンク系の色がぬられていることが分かりました。

 なんか不可解な配色だな、と思っているうちに、その車は目の前を通りすぎました。そして、そのピンク系の色が、何かのゲームに出てくるキャラであることが分かりました。いわゆる「痛車」というやつです。
 盆暮れのビッグサイトではよく見ますが、公道で見るのは二度目ぐらいです。ナンバープレートは見なかったので、地元の人なのか、はるばる痛車で琵琶湖観光に来た人なのか分かりません。
 いずれにせよ、日本最大の湖をバックに走る痛車というのは、なんとも言えない不思議なものでした。
 これまで、琵琶湖を見る機会は何度かありましたが、いずれも車窓からのものでした。したがって、湖岸近くにたたずんでじっくり見たのは今日が初めてです。
 そういうこともあり、今後、琵琶湖のことを思い出すたびに、セットで痛車が出てくるのだろうな、などと思いました。

2009年11月13日 00:00