2009年10月08日

大敗で2009年シーズン終了

 仙台で行なわれた東北-千葉は今季最終戦でした。先発は永井投手と唐川投手。今日は昨日フル出場したサブロー選手が外れました。やはり、昨日はかなり無理をしての出場だったのでしょう。そんな中、岩隈投手から本塁打したものだから、凄いものです。
 唐川投手は初回を三者凡退に抑え、2回も簡単に二死に取ります。しかし、そこからセギノール選手に初安打を許すと、小坂選手にも連打され、続く中谷選手に先制適時打を許します。さらに失策と適時打があり、この回一気に4点を失ってしまいます。
 一方、打線は、3回表に2死から塀内選手が内野安打で初の出塁を果たしますが、得点には結びつきません。

 先制された唐川投手は、3・4回は三者凡退に抑えます。しかし、続く5回に2死を取った後、草野選手に7号ソロを喫し、追加点を奪われます。
 一方、打線は永井投手の前に、7回まで3安打無四球に抑えられ、攻略の糸口すらつかめません。
 その裏、唐川投手は連打と犠打で1死2・3塁とし、連続適時打で3点を追加され、10安打8失点で降板となりました。続いては、昨日に続く連投となった渡辺俊介投手が登板。今日は四球を一つ出したものの後は抑え、2/3イニングを投げて規定投球回数に達しました。
 8回は上野投手が登板しますが、制球が定まらず、四球二つと安打で満塁とし、内野ゴロでついに9失点。打線は二番手の川岸投手に抑えられ、9対0と大敗しました。ある意味、今季の戦いぶりを象徴する最終戦、という感じでした。東北はこれで「2位マジック」を「1」としています。
 試合終了後、東北はヒーローインタビューを待ってくれました。降りしきる雨の中、選手たちとともに、監督の応援歌を歌う右翼席にファンに最後の挨拶をして、グランドを去りました。これで、「第二期バレンタイン政権」は終了となりました。
 今季成績は62勝77敗で借金15。首位と18.5ゲーム、3位と11.5ゲーム離れた5位でした。もちろん、バレンタイン監督政権で最悪の成績です。これについて、バレンタイン監督は、「全ては指揮官である自分の責任」と言っていました。あの状況で一年間指揮を取ってこのような談話を残せる事はもちろん尊敬に値します。
 しかしながら、今季のこの惨状の責任は、バレンタイン監督にはありません。そのあたりについては、また後日書く予定です。

2009年10月08日 00:26