2009年10月01日

合わせて八選手に戦力外通告

 既に報道されていた高木投手に続き、七選手への戦力外通告が千葉から発表されました。高木選手以外で一軍での実績があったのは神田投手でした。
 特に2006年には中継ぎとして27試合に登板。8月頭まで防御率0点台と、中継ぎの四番手として活躍していました。
 しかし翌年からはだんだんと登板が減り、今年はついに一軍未登録で戦力外となってしまいました。

 また、2005年に自由枠で入団した手嶌投手は、その年の7月に一軍で先発登板したものの、結果的にはこれが一軍で最後の登板となってしまいました。
 先週観戦した、鎌ヶ谷で行なわれた二軍戦で先発し、4回途中で4失点で降板していました。この時は、「来季は勝負の年だな」と思ったのですが、まさかあれが「最後の登板」になるとは思っていませんでした。既に引退と球団職員就任が発表されているところをみると、あの試合は、本人の中でも最後という思いはあったのでしょうか。今となっては気になるところです。
 後の選手ですが、大卒3年目の江口投手と育成2年目の小林憲投手・白川選手・大谷選手、そして昨年育成ドラフトで指名された高卒の田中崇投手という面々です。
 うち白川選手と大谷選手は21歳で、田中崇投手は19歳です。
 昨年も二年前の高卒ドラフト1位選手をはじめ、21~22歳の選手を大量に解雇していました。いったい何のために彼らと契約したのか、まったくもってよく分かりません。

 試合のほうですが、所沢で行なわれた埼玉-千葉は西口投手と渡辺俊介投手が先発。初回、西岡選手が2球目を右翼席に14号ソロを放ち、千葉が先制します。
 一方の渡辺俊投手は1・2回と先頭打者に安打されながらも0点に抑え、4回の無死1・2塁も併殺などで凌ぎます。
 しかし打線が追加点を奪えず、1対0のまま終盤戦に入ります。
 そして7回、先頭の大松選手が二塁打し、さらに四球で1死1・2塁とすると、埼玉は岸投手をリリーフで起用。その後、四球で2死満塁としましたが、結局抑えられます。
 渡辺俊投手は8回も先頭打者を出し、犠打で進まれますが、後続を抑え、1対0のまま、今季初完封をかけて9回のマウンドに上がります。
 しかし、先頭の中島選手に安打されると、続く中村選手に四球で無死1・2塁に。「ピンチバンター」の佐藤選手に犠打を決められると、続くGG佐藤選手に詰まりながらも右前に運ばれ、逆転サヨナラ負けとなっています。観客数は2万5千2百人ほどで、埼玉は本拠地最終戦で150万人動員を達成しています。

 書けなかった昨日の結果も簡単に。所沢で行なわれた埼玉-千葉は許投手と小林宏之投手が先発。初回に先制されるも、2回に下位打線の安打をきっかけに一挙に4点を取って逆転。そして終盤にも追加点を挙げ、9対2で快勝していました。観客数は1万2千7百人ほどでした。

2009年10月01日 23:55