2009年09月30日

高木投手に戦力外通告

 千葉の高木投手に戦力外通告がされた、という報道がありました。高木投手は現役続行を希望しているとのことです。
 2002年に移籍してきて、当初は先発もこなしたりしましたが、バレンタイン監督就任後は中継ぎに定着。左のワンポイントとしての起用はもちろん、乱戦となった中盤での中継ぎとしても勝利に貢献。また、小宮山投手とともに敗戦処理もこなしました。
 それらを本業としながら光ったのが、先発にアクシデントがあった試合での緊急救援でした。
 特に印象に残っている試合が二つあります。一つは2005年8月5日の対合併球団戦です。この試合は、先発の小野投手が2回に危険球退場し、高木投手が緊急登板しました。いきなり適時打を打たれたものの、そこからは相手打線を完璧に抑え、チームは逆転勝利。降板時の大「高木コール」は今でもよく覚えています。

 もう一つは、2007年に北海道と行なったCS第2戦です。この試合でも、先発した小林宏之投手が足を痛めて降板した後を受けて緊急登板して勝利投手に。現時点では、これが千葉で挙げた最後の勝利となっています。
 この試合が行なわれた日は旅先にいました。当初はCSは携帯観戦して色々見物しようと思っていたのですが、高木投手の緊急登板があったためにTVに釘付けに。旅先で昼間にずっとTVを見ていた、という事になりました。
 もともと、パリーグは阪急ブレーブスを応援しており、そう言う意味でも、最後の元ブレーブス選手の一人である、高木投手は千葉においても特に応援している選手でした。
 これからもまだまだ応援したいので、ぜひとも来季は新たな移籍先で活躍してほしいものです。また、それとは別に、残り5試合となった千葉での登板を見たいと思っています。特に本拠地かつ高木投手の地元である、6日のマリンの試合では是非とも登板してほしいものです。あとできれば、3日の対北海道最終戦では、同期入団である中嶋聡選手との対戦も実現してほしいと思っています。

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は石井一投手と小野投手が先発。今日も対左ということで、昨日とほぼ同じオーダー。違いは、ベニー選手に代わって早坂選手がスタメンに入った事だけでした。
 初回に失策と連打で満塁とすると、里崎選手が押し出しを選んでまず先制。さらに内野ゴロのあとに南選手の2点適時二塁打でいきなり4点を先制します。
 さらに2回に早坂選手の足で1点を追加します。
 小野投手はその裏に1点を返されますが、それ以降は無安打投球。一方打線は4回に堀選手の2点適時打で石井一投手をKOすると、続く5回に4点を追加し、早くも二桁得点を挙げます。さらに終盤にも追加点を挙げ、合わせて13点を取りました。
 小野投手は7回に中村選手に45号2ランを喫しますが、111球を投げて5安打2四死球3失点で、今季初の9回投げての完投で8勝目を挙げています。観客数は1万4千人ほどでした。

2009年09月30日 01:39