2009年08月02日

利用者の事を考えない案内

[ 交通 ]

 マリンスタジアムに行くため、幕張本郷駅からバスに乗ろうとしました。ちょうど直行の臨時バスが行った後で、その後に来た球場行きの一般バスが止まり、座席は塞がっていました。
 以前書いたように、一般バスで座れない場合は、次に来る直行バスを待つのが最善になります。ところが、球場警備会社から派遣しているスタッフは、拡声器で「次のマリンスタジアム行きは12分後です」と繰り返していました。

 これまで、案内スタッフが、次のバスの時刻を言うことはありませんでした。最初これを聞いた時は、ついに直行バスの時刻まで案内するようになったのか、と思いました。
 そして、直行バスが来るまで12分待つなら、一般バスのほうが先に着く。ならばこれに乗るか、と思いました。ところが、乗ろうとした瞬間、後ろのバスの行き先表示欄が「直行・マリンスタジアム」になったのです。
 つまり、案内スタッフは、一般バスの時刻表だけ見て、「次のマリンスタジアム行きは12分後」と言っていたわけです。それを真に受けて一般バスに乗っていれば、混雑にまきこまれた上に、直行バスより遅く着いていました。
 これでは、案内スタッフが黙っていたほうがまだマシでしょう。ただ単に、臨時直行バスの時間も入った時刻表を掲示しておけばすむのに、何故わざわざ人を雇って乗り間違いを促そうとするのだろうか、と不思議に思いました。

2009年08月02日 23:49