2009年06月03日

24イニングぶり得点も、2試合連続引分け

 千葉で行なわれた千葉-読売は清水直行投手とグライシンガー投手が先発。足を痛めていた橋本将選手が一軍復帰し、五番指名打者でスタメンに入りました。代わりにバーナムJr選手が登録抹消されています。また、今日も西岡選手はベンチスタートでした。
 初回、清水直投手は2死から安打されるも0点に抑えます。その裏、先頭の早坂選手が安打で出ますが牽制死に。続く福浦選手が安打と盗塁で2死2塁となりますが、結局先制できません。

 清水直投手は2回の1死1・2塁を凌ぐと、その後も走者は出しますが、0点に抑えます。
 しかし、打線のほうが、4・5回と1死から安打は出るものの、後続はなく、昨日の再現のような「ゼロ行進」になります。
 そして迎えた6回表、清水直投手は三番からの攻撃で簡単に二死を取ります。しかし、ここまで2安打されていた亀井選手に、0-3からの球を狙われ、右翼席に打ち込まれて先制されてしまいます。
 その裏も三者凡退に終わり、日曜からの連続無得点が23に伸びてしまいます。そして続く7回、先頭の井口選手は平凡な飛球を打ち上げますが、風に煽られたのか、鶴岡捕手がフェアグランドで落として無死1塁に。すると、井口選手は移籍後初となる盗塁を決めます。
 続く橋本選手の進塁打で井口選手は三塁に進み、そこから飛球と四球で2死1・3塁となります。すると、八番に下がっていた里崎選手が右前に適時打を放ち、久々の得点を挙げると同時に、同点に追いつきます。
 直後の8回、清水直投手は先頭打者に安打され、続く小笠原選手にもヒット性の当たりを打たれますが、これを井口選手が好捕します。ここで二番手のシコースキー投手が登板し、後続を抑えました。シコースキー投手は続く9回も三者連続三振に抑えますが、打線も読売の継投陣に抑えられ、8・9回と抑えられ、二日連続の延長戦に入ります。
 10回は伊藤投手が登板し、いきなり二塁打されますが、そこから連続三振など好投し、ここも0点に抑えます。
 その裏、1死から今江選手が安打すると、代打に西岡選手が登場。ファウルで粘りますが、最後は打ち取られ、続く福浦選手も倒れます。
 すると11回のマウンドには、2003年以来のリリーフとなる小林宏之投手が登板。昨日は代走で出ており、変わったかたちでの二試合連続出場となりました。しかし、先頭打者を歩かせ、次打者にも0-2に。しかし、ここで井上コーチがマウンドに来たのが好判断となり、補飛と三直併殺で0点に抑えます。
 そして12回表は荻野投手が三人で抑え、12回裏を迎えます。前の回から登板しているクルーン投手に対し、2死から里崎選手が四球を選び、今江選手の安打で1・3塁とサヨナラ機を迎えます。しかし、途中の守備から出場し、今季初打席となった塀内選手が三振に倒れて試合終了。二日連続の引分けとなってしまい、またもや交流戦カード勝ち越しはなりませんでした。観客数は2万6千1百人ほどでした。

2009年06月03日 23:54