2009年12月22日

15年ぶり

 大学時代にバイトでやっていた仕事を久々にやりました。卒業後も数年ほど正月休みなどにやっていたので、15年ぶりにやった事になりました。
 もっとも、仕事に使う機器や設備は15年前とほとんど変わっていませんでした。作業自体は比較的単純なので、その時点でほぼ完成していた、という事なのだろうか、と思いました。

 ただ、物は同じでも、やっている自分は当然ながら変わっていました。一つは肉体的なものです。学生時代はは連日12時間働く、などというのを普通にやっていました。ところが、4時間ほどやっただけで、膝が痛くなりました。年齢による衰えに加え、かつてできた効率的な体の動かし方を忘れた、というのがあるのでしょう。
 また、15年やっていないだけに、頭のほうもいろいろ忘れていました。目の前の仕事を見ながら、「あの頃は、こんなの簡単にこなしてはずだ」とは思うのですが、実際に何をやればいいのかが思い出せません。
 なんか、「アルジャーノンに花束を」の主人公が、脳の衰えを感じ始めた頃みたいな気分になりました。
 まあ、衰えを嘆いてばかりもいられません。この冬、あと何回かやる予定があるので、何とか戻せるところまで戻したいものだ、と思っています。

2009年12月22日 23:55