2009年09月09日

通勤二次災害

[ 交通 ]

 朝、津田沼で始発に乗換えようとホームで待っていたら、「東西線で事故があり、直通運転を中止しています」というアナウンスがありました。さらに、西船橋駅に着く前には、「東西線は九段下-葛西間が運休し、その影響でホームは大変な混雑になっています」との車内放送がありました。
 私が乗った電車は5分程度の遅れですみましたが、その後、東西線の振替で乗った人により、総武線もかなりの遅れが生じてしまったと、被害に遭った人が言っていました。

 ただでさえ、東京都-千葉県間における朝の通勤輸送は限界ギリギリです。したがって、一つが止まって、もう一つにその客が押し寄せれば、「二次災害」が発生するのも当然です。
 その原因として、代わりに他鉄道へ乗るための「振替乗車票」を、事故が発生した路線の駅でしか発行しない、というのがあるためだと思っています。
 たとえば、今日のように東西線が止まった場合、西船橋まで行かないと振替票を入手できません。したがって、かなりの客が総武線に集中するわけです。
 たとえばこれを幕張本郷でも配布しすれば、その分が京成線、さらにはバスを介して京葉線に振り替える事も可能となります。そうすれば、総武線の「二次災害」も軽減されるわけです。
 手続き上はいろいろ面倒なのでしょうが、普段から金払っている客をすし詰めの電車に押し込んでいるわけです。事故が起きた時くらい、少々手間や金をかけても、乗客が少しでも楽できるような方策を実施してほしいものだ、と改めて思いました。

2009年09月09日 23:53