2009年09月05日

画期的なレジ袋削減策

 仕事帰りに、駅前の安売りスーパーで晩酌用の4リットル入り焼酎とつまみのチーズを買いました。すると、レジの人が「すみません。ただいま、大きい袋が切れていまして、こちら(焼酎)はシールでよろしいでしょうか」と言ってきました。
 よろしいでしょうか?と言われても、他に選択肢は存在しません。というわけで、むき出しまま、4リットル入り焼酎ペットボトルを持って帰ることになりました。
 まあ、地元には知り合いは全くいません。したがって、別に見られても困ることはないのですが、やはり片手にビジネスバッグ、もう片手に焼酎のペットボトル、といういでたちで街中を歩くのは端から見ればかなり奇妙だろうな、と思いながら帰宅しました。

 それはともかく、結局自分はレジ袋を使わずに4リットル入りペットボトルを買って帰ったわけです。
 何年か前から、環境問題とも関連してレジ袋削減がうたわれ、色々な方策が取られています。しかし、なかなか決定的なものはないようで、そのため、何度も削減方法を変更しているスーパーなどもあります。
 そう考えると、この「袋がないから渡せないよ」というのは、直截的かつ画期的だと思いました。
 少なくとも、今の西友がやっている、「100円の買い物でも1万円の買い物でも、レジ袋不要なら一律2円引き」などとよりは、よほど合理的な「削減案」と言えるでしょう。
 このスーパーは、在庫管理ミスで偶然このような事態になったと思われます。しかし、この偶然をきっかけに一歩踏み込んで、この「削減策」を恒常化してもいいのでは、などと思いました。

2009年09月05日 01:06