2009年08月13日

貰った好機を活かして連敗止める

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は成瀬投手とワズディン投手が先発。今日は早坂選手が二番二塁に入り、五番に井口選手が指名打者に。また、バーナムJr選手が七番一塁、という布陣でした。
 成瀬投手は立ち上がり、昨日・一昨日と決勝点を挙げている栗山選手に安打され、2死後に中村選手に左中間を抜かれる適時二塁打を打たれます。

 しかしその裏、先頭の西岡選手が四球を選ぶと、早坂選手の犠打のあと、内野安打と四球で一死満塁に。そして井口選手の内野ゴロが併殺崩れとなって追いつきます。さらに里崎選手が三遊間を破って勝ち越すと、バーナムJr選手が一二塁間を破って連続適時打となり、一挙に3点を奪いました。
 そのまま3対1で迎えた4回、成瀬投手は先頭の中村選手を歩かせます。続く後藤選手の当たりは緩い遊ゴロに。これを西岡選手が捕りきれず、記録は失策となって無死1・2塁となってしまいます。そこから犠打失敗もあって1死を取ったものの、続くGG佐藤選手が、低めの球をうまく拾ってフェンス直撃の適時二塁打となり、1点差に迫られます。
 千葉もその裏、1死から竹原選手と根元選手の連打で好機を作りますが、西岡選手、さらには早坂選手が倒れます。
 続く5回裏、埼玉は2回から4回までは2安打無失点だったワズディン投手を代え、山本淳投手を起用します。しかしこの早めの交代は失敗に。いきなりの連続四球で無死1・2塁とすると、井口選手に7月31日以来となる適時打が出ます。さらに四球で満塁とし、山本淳投手は1死も取れずに降板。さらにバーナムJr選手の併殺崩れの間にもう1点を入れ、この回、1安打で2点を追加しました。
 成瀬投手は2回を除いて毎回安打、という内容ながら、要所を抑えます。7回も1死から連打されて中軸に回りますが、中島選手を三振に打ち取ります。その後、重盗を許しましたが、中村選手の三邪飛を、途中出場の田中雅彦選手がフィールドシートに体を突っ込んで捕る好守備を見せ、ここも0点に凌ぎます。結局7回を投げて、107球8安打1四球2失点でした。二番の栗山選手に4安打されたものの、続く中島選手を4のゼロに抑えたのが大きかったと思われます。
 そして8回は内投手が三者連続三振で抑え、9回はシコースキー投手がわずか5球で締めて5対2で勝利。連敗を2で止めています。観客数は2万8千1百人ほどでした。

2009年08月13日 23:39