2009年08月11日

好投の小林宏投手を援護できず、涌井投手に連続完封負け

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は小林宏之投手と涌井投手が先発。今日は里崎選手が二試合ぶりにスタメンマスクを被って六番に。また、竹原選手が二番に入りました。
 小林宏投手は初回に2死から安打され、2回は1死から安打と失策で1・2塁としますが、いずれも0点に抑えます。
 一方、過去3戦3敗の涌井投手に対し、初回は三者連続三振に。そして2回に先頭の大松選手が安打するも、またもや三者連続三振と、2回で早くも6三振を喫してしまいます。

 そして3回、小林宏投手は、1死から栗山選手に9号ソロを打ち込まれ、先制を許してしまいます。
 1点を追う4回、先頭のサブロー選手が左翼線に二塁打を放ちます。そして続く大松選手も左翼方向にいい当たりを放ち、これはここ2試合の再現かと思ったのですが、これを赤田選手が好捕します。そして後続が内野ゴロに打ち取られ、この無死2塁も活かせません。援護のない小林宏投手ですが、4回の1死1・2塁さらには5回の1死1塁を凌ぎ、追加点は与えません。
 そして7回は先頭打者に二塁打されますが、次打者のバント空振りの際に里崎選手の好牽制で走者をアウトにし、ここも0点に凌ぎます。
 その裏、この回先頭の里崎選手が安打すると、代走に早坂選手を、そしてベニー選手の「ピンチバンター」に田中雅彦選手を起用と勝負をかけてきます。田中雅選手が犠打に成功し、続く福浦選手が三遊間を抜きますが、取られるかと判断した早坂選手のスタートが遅れ、1・3塁止まりに。さらにそこから2死満塁となりますが、竹原選手が打ち取られ、ここも得点できません。
 小林宏投手は、8回を三者連続三振に抑え、9回も三者凡退に抑え、121球7安打無四球1失点で完投し、味方の援護を待ちます。
 しかし9回裏も涌井投手の球威は衰えず、最後はバーナムJr選手が三振に打ち取られて試合終了。161球5安打3四死球と、出した走者は相手より多かったものの13三振して完封負けとなりました。
 これで涌井投手には2試合連続完封かつ3試合連続完投負けで4敗目。22イニング連続無得点となってしまっています。対埼玉は通算で8勝5敗ですから、まさしく涌井投手にだけやられている、と言えるでしょう。観客数は2万2百人ほどでした。

2009年08月11日 23:16