2009年08月12日

9回裏に追いつくも、延長12回で力尽きる

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は清水直行投手と石井一久投手が先発。今日はいわゆる対左標準オーダーでした。また、竹原選手が五番に復帰し、井口選手が二番に戻りました。
 清水直投手は立ち上がり、先頭の片岡選手を歩かせるとすかさず盗塁を決められます。さらに二塁ゴロで進まれると、中島選手の適時打で先制されました。
 しかしその裏、千葉も先頭の西岡選手が二塁打して二塁ゴロで三塁に進みます。そして、続くサブロー選手が犠飛と、ほぼ同じ攻撃パターンで即座に追いつきます。

 さらに二回裏、先頭の竹原選手が二塁打を放ち、さらに失策で無死1・3塁と、勝ち越し機を迎えます。しかしここでベニー選手が三振すると、堀選手は併殺に倒れます。
 清水直投手は、2回から4回まで、毎回走者は出しますが、こちらも0点に抑えます。
 すると4回裏、2死無走者から里崎選手がバックスクリーン左側に久々となる7号ソロを放って勝ち越しに成功します。
 直後の5回、清水直投手はこの試合初の三者凡退に抑えて勝ち投手の権利を得ます。しかし続く6回、1死から栗山選手に二塁打され、中島選手の右飛で2死3塁に。ここで清水直投手は中村選手を追い込みますが、フルカウントから三遊間を破られ、同点に追いつかれてしまいます。
 打線は、里崎選手の本塁打の後は、安打が出ません。清水直投手は8回まで投げて115球6安打3四球2失点という内容で降板します。
 そして9回は内投手が登板。ここを抑えて裏でサヨナラ勝ちすれば今月4勝目となるところでしたが、1死から安打されると、犠打で進まれ、ボカチカ選手に適時二塁打を打たれて勝ち越しを許してしまいます。
 しかしその裏、ここまで3安打しか打てていない石井一投手から、先頭のサブロー選手が右翼ポール際に14号ソロを放って追いつきます。ここで石井一投手は降板となりましたが、そこから登板する継投陣を打つことができません。
 10回からはシコースキー投手が登板。11回に1死から佐藤選手に二塁打されましたが、続く左飛でタッチアップしたところ、竹原選手さらには中継の西岡選手の好返球でタッチアウトにします。
 その裏、1死から井口選手が四球を選び、走者を出して好調の三・四番に回りますが、ここも得点できません。
 続く12回は荻野投手が登板。しかし、1死からボカチカ選手を歩かせると、片岡選手にも安打されて1・2塁となります。そして続く栗山選手に一塁線を抜かれ、その間に二人が帰って勝ち越しを許します。
 その裏、藤田投手に対し、2死から代打で登場した橋本将選手がフェンス直撃の二塁打を放ちますが、最後はバーナムJr選手が倒れて試合終了。終わってみれば12回で5安打しかできませんでした。
 これでチームは今季初の対埼玉カード負け越しとなってしまっています。観客数は2万5千3百人ほどでした。

2009年08月12日 23:27