2008年08月19日

東京ドームで観戦も完敗

 東京ドームで行なわれた北海道-千葉戦を観戦に行きました。今日は内野指定の奥にある「乾杯シート」で観戦。ここは、ビール小カップ一杯とつまみがついて、一枚2,200円という値段です。球場内価格だと、ビールが600円でつまみが200円ですから、入場料1,400円という計算になります。千葉で同じくらいの席だとFC割引事前購入で1,600円です。こちらは、当日券ですから、かなり割安と言えるでしょう。
 試合のほうですが、先発は、グリン投手と小林宏之投手という、現時点でパリーグに二人しかいない、二桁敗戦同士の対決となりました。
 今日の千葉打線は、右のグリン投手相手にも関わらず、昨日3出塁の田中雅選手がまたもや一番に入り、根元選手はスタメンから外れました。遊撃には今季初の二番となる塀内選手が入っています。

 初回、田中雅選手がいきなり安打し、続く塀内選手が着実に犠打と、両選手が起用に応えます。しかし、3・4番が倒れ、先制することができません。
 するとその裏、先頭の森本選手が内野安打して犠打で進むと、表と同じ展開になります。しかし、小林宏投手はここで3・4番に連続四球を出してしまい、続くボッツ選手に犠飛を打たれ、先制を許してしまいます。
 千葉打線は、2・3回も先頭打者が安打しますが、強攻策が失敗し、いずれも併殺で好機をつぶしてしまいます。一方の小林宏投手も、2・3回は安打されながらも0点に抑えますが、ボールが先行し、落ちる球が見極められる場面が多いなど、明らかに本調子ではありません。
 そして迎えた4回裏、1死1塁から北海道は犠打で進めて1番にまわします。すると、四球の後に暴投が出て、2・3塁となり、続く工藤選手の内野安打で追加点を喫してしまいます。
 さらに5回には、調子を上げてきたボッツ選手が、左打席では初となる3号ソロを右翼席上段に叩き込まれて3点目。小林宏投手は6安打4四球3失点という内容で、この回で降板となりました。
 流れが悪い千葉は、6回に早くも代打攻勢をかけます。しかし、一番手の早川選手は安打したものの、二番手の根元選手が倒れます。続く7回も先頭の福浦選手が四球を選び、さらに失策で1死2塁となりますが、ここも無得点。結局5回あった無死1塁をことごとく活かせませんでした。
 二番手の伊藤投手は6回は抑えますが、7回には糸井選手に適時打を打たれ、追加点を献上します。ところで、この回の北海道の応援団は、「チャンステーマ」として、関東限定版の「チキチキバンバン」、北海道限定(?)の「ジンギスカン」、元祖の「北の国から」をそれぞれ使っていました。聞いている限りは、やはり「チキチキバンバン」が一番いいと思いました。
 そして8回からは4点差ながら武田久投手が登板。捕手も中嶋兼任コーチに変わり、打線は三人で抑えられます。
 その裏が始まるときには、恒例の「スイングスイング」が開催。今日は千葉のマスコットが三人来ており、北海道の「B.B.」と「マーくん」「リーンちゃん」で、東京ドームでのこのカードの名物(?)である、誰もいない二階席での流しソーメンをやっていました。「リーンちゃん」は、わざわざこのために、エプロンと三角巾を新調してソーメンを流すというほどの気合いの入りようでした。
 試合のほうは、9回もマイケル中村投手の前に三人で抑えられて試合終了。4対0で完封リレーを喫しました。小林宏投手はこれで11敗目。東京ドームだけで3敗目となってしまっています。観客数は2万人ほどでした。

2008年08月19日 23:30