2008年08月18日

変わらない風景とよみがえる記憶

 ちょくちょく書いているように、今の仕事は、学生時代のバイトと密接に関係しています。そんな中、今日はついに、念願であるかつてのバイト先に行くことができました。訪れるのは14年半ぶりくらいでしたが、当時と入口も事務所も同じ場所にあり、特に頭を使うことなく、たどりつくことができました。体のほうが、道を覚えていたようです。
 そして、施設のほうも、やや古びてはいたものの、ほとんど変わりませんでした。さらに、当時よく働いた場所にも寄ってみたのですが、そこも棚の位置も含め、ほぼ当時のままでした。
 そんな中、棚に一枚の名札が張られていました。それは、私がバイトしていた時にその場所の責任者だった人で、私がいた間に退職した人でした。
 実は、今日まで、その人の事は記憶に残っていませんでした。しかしながら、その名札を見た瞬間に、その人の風貌などを思い出しました。
 毎度の事ながら、記憶というものの不思議さを感じました。同時に、なぜその20年近く前にやめた人の名札がその棚に貼られているのかと、非常に不思議に思いました。

2008年08月18日 23:52