2007年10月07日

クライマックスシリーズ決起集会に参加

[ 野球 ]

 明日からのCSに備え、マリンスタジアムで決起集会が開催されたので行ってきました。一昨年のプレーオフ開催前にも行われています。
 14時半開始という事で、10分ほど前に会場に着きましたが、すでに、会場である球場前は人でいっぱい。さらに、階段を上がった所にある、2階通路も人が鈴なりになっていました。
 定刻より少々遅れてイベントが開始に。司会者挨拶の後、定番のマスコット・チアガールのダンスが行われた後、CS第一戦に出場登録されている選手の紹介がありました。
 続いて、一昨年同様、さっそく選手が登場。ベニー選手・早川選手・里崎選手・TSUYOSHI選手・成瀬投手の五人が壇上に上がりました。ベニー選手は一昨年に続いての登場。その時一緒にいたのは、初芝清氏と諸積二軍コーチでした。二年とはいえ、移り変わりというものを感じさせられました。

 各選手が一言ずつ挨拶を述べます。音響の関係でなかなか聞き取りにくい部分もありましたが、専用会場ではないので仕方ないでしょう。その中で印象に残ったのは、早川選手の「活躍して、今日はお立ち台だ、と思った時には、7回あたりから何を言うかネタを考えている」という発言でした。そして続いてバレンタイン監督が登場。挨拶の後は、壇上の選手も一緒に「We love Marines」の合唱がありました。
 続いて、明日の予告先発の発表がありました。ホークスは予想通り斉藤和投手、マリーンズは渡辺俊介投手でした。事前の報道では小林宏之投手というのもありましたが、ローテーションから考えると、順当な先発と言えるでしょう。さらに、壇上でTSUYOSHI選手が、「二戦目は成瀬投手でない」という事を本人に確認するような形で発表(?)していました。ここについては、前回の成瀬投手が5回で降板ということもあり、ローテーションを入れ替え、第二ステージ第5戦の先発に備えるか、と思っていたので、「それを壇上で選手が明かす」という事も含め、驚かされました。なお、TSUYOSHI選手は、「成瀬投手は千葉で投げる機会はない」と、第一ステージ2連勝通過宣言もしていました。
 その後、再度バレンタイン監督が挨拶し、一度壇上を降ります。ところが、その際、一緒にマイクを持って降りてしまうという「珍プレー」を披露。それもあって、再び壇上に戻ってきます。
 結局、監督も残ったまま、最後に一言ずつ挨拶がありました。締めはベニー選手で、「ホークスは25人だが、我々は26人いる」というものでした。
 ここで選手が去り、ゲストが登場。最初は、今年から8回裏攻撃前に流れるようになった「カモメが飛んだ日」を歌う渡辺真知子さんが登場。生で歌っていました。
 引き続き、初芝清氏が壇上に。黒いTシャツを着ていましたが、これは一昨年の決起集会で着ていたのと同じものとのこと。いきなり「物持ちがいいんです」と笑いを取ります。
 続いて、クライマックスシリーズでどのような選手に期待したいですか、と聞かれると、「自分の力でヒットを打てる選手」と答えます。これは、一昨年のプレーオフ最終戦で、三遊間への当たりを、三塁手と遊撃手が激突して内野安打になった、という逸話をネタにしたものです。そして、その時の映像が流れ、会場からも笑い声が出ました。
 実際に打った本人だからこそ、ギャグにできるのでしょう。ただ、現実問題としては、あの内野安打がなければ、逆転のリーグ制覇さらには日本一・アジア制覇もなかったかもしれません。そう考えると、むしろ「自分の力でないヒットを打てる選手」が要注意なのでは、などとも思いました。特に、第二ステージに行けた場合、田中幸雄選手が鍵を握る場面があるのでは、と思っています。もちろん、初芝氏も、そのあたりを分かっての上で、あえて笑いを取ったのでしょう。
 その後は、応援団による応援練習があって解散となりました。今回は、音の問題は仕方ないとしても、それ以外は、極めて運営の流れ・内容とも優れており、非常に楽しめました。
 この勢いで、ぜひとも明日から始まるクライマックスシリーズも勝ち進んでほしいものです。

2007年10月07日 23:19