2005年08月08日

渡辺俊・里崎・今江の三選手でライブ

[ 野球 ]

 今日はマリンスタジアムのマリーンズ対ファイターズのみ。その試合を観戦に行きました。先発は渡辺俊介投手とリー投手。渡辺俊投手はファイターズ戦7連勝中。一方のリー投手は前回、ホークスを無失点に抑える好投をしています。
 それだけに両投手とも立ち上がりから良く、1回の表裏は併殺もあり、ともに三者凡退で終わります。そして2回裏、先頭のベニー選手がボテボテの三塁ゴロを打つと、三塁手が悪送球。続く里崎選手が送ると、打撃好調の今江選手が初球を左中間スタンドに7号2ランを叩き込んでマリーンズが先制しました。
 渡辺俊投手は4回まで内野安打のみ。5・6回には外野に安打されますが、後続は絶ちます。ところが7回、急につかまり、3連打で1死満塁とされ、高橋信選手の犠飛で1点返されます。

 一方、6回までリー投手に今江選手の2ランのみの1安打に抑えられたマリーンズ打線ですが、1点返された直後の7回裏、先頭の里崎選手が8号ソロを打って突き放します。さらに8回には2番手の横山投手から、先頭の西岡選手が久々の三塁打。続く堀選手がきっちり犠飛を上げて、4対1とします。
 これで渡辺俊投手の完投勝利かと思ったのですが、9回に先頭の小笠原選手に二塁打を打たれ、さらに木元選手の安打で1死1・3塁に。ここで小林雅英投手が登板しますが、先頭の稲葉選手に2点適時打を打たれ、1点差になります。しかし、後続は何とか抑え、ファイターズ戦の連続セーブ失敗を2で止めて22セーブ目を挙げました。渡辺俊投手は12勝目です。観客数は1万9千2百人ほどでした。

 ヒーローインタビューは渡辺俊投手と今江選手。インタビュー中に渡辺俊投手は、「好投は捕手との共同作業」などと里崎選手を持ち上げます。実はこれが伏線で、インタビューの最後に、「この後、里崎が歌います」と前回のお返し(?)。最初はベンチ内で手を交差させて「×」を作っていた里崎選手も、最後はお立ち台に上がって宣言していました。
 というわけでその後は、球場玄関前ステージで今江選手も含めた三人で「ライブ」。我々もかなり早めに席を立ったのですが、着いた時はかなりの人でした。そして、三人が登場。前回と同じく、「We Love Marines」と「夢への翼」の二曲を披露してくれました。「初ステージ」の今江選手も、かなりノリノリで歌っていました。

 ところで、昨日の読売戦で、記者の質問に答える堀内監督めがけて飲物が投げつけられ、近くにいた報道関係者にかかったそうです。それを報道では「ファンの怒りも頂点に」などと書いています。それは確かにひいき球団が負ければ不快になるのは当然です。しかし、だからといって、そのような行為が容認されるわけではありません。「ファンの怒り」と「常識のない輩」はきちんと区別して報道して欲しいものです。
 その影響かどうかしりませんが、今日のマリンスタジアムは職員が観客席をまわって、ゴミを集めたり、缶を持ち込んだ人に紙コップを渡して缶を回収していました。まあ、これ自体はいろいろとありがたい事などで、異常行為の有無に関わらず、続けてほしいものです。

2005年08月08日 23:48