2005年05月26日

投手陣乱調も、なんとか読売を3タテ

[ 野球 ]

 東京ドームの読売対マリーンズは工藤投手と久保投手が先発。同点で迎えた4回に、春のオープン戦で打ち込だ工藤投手相手に6安打・打者一巡で5点を取ります。さらに5回には、一昨日に打ち込んだ真田投手から、久保投手の2点適時二塁打、6回にも追加点を挙げ、得点を二桁に乗せます。
 打つほうでは2安打2打点と好調だった久保投手ですが、本業のほうは3本の本塁打で6回まで7失点とプロ入り最悪の出来でした。しかし、7回から登板の山崎投手が、2回6人を完璧に抑るすばらしい投球を見せ、反撃を絶ちます。
 しかし9回から登板した小林雅英投手が1死から2ランを喫し、ついに1点差に。しかし、小林雅投手はそこから踏ん張り、ローズ選手と小久保選手を連続三振に打ちとって、10対9で逃げ切り、カード3連勝、通算5連勝となりました。観客数は4万3千人ほどでした。
 一方、読売は4連勝したものの、首位球団相手に3連敗しました。読売の山本功児ヘッドコーチは、二年ほど前にも似たような体験をしています。という事は、今日の試合後も、当時と同じように「自分らの力の差がどれくらいか分かったやろ」と言ったのでしょうか。気になるところです。

 甲子園のタイガース対合併球団は福原投手とケビン投手が先発。これまで援護に恵まれなかった福原投手ですが、今日は打線が10点と、これまでの分をまとめて援護。それに応え、福原投手は3安打無四球完封という快投し、連敗を6で止めました。観客数は3万6千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ホークスは龍太郎投手と星野投手が先発。序盤でリードしたベイスターズを、ホークスがバティスタ選手の二打席連続ソロなどで追い上げましたが、最後はクルーン投手が抑え、5対4でベイスターズが逃げ切りました。龍太郎投手はプロ初勝利です。観客数は1万2千2百人ほどでした。
 広島のカープ対ファイターズは長谷川投手と金村投手が先発。セギノール選手・新庄選手の連日の本塁打などでリードしたファイターズが、カープの終盤の反撃をかわして5対3で勝ちました。観客数は1万7千1百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ライオンズは川島投手と帆足投手が先発。初回2死無走者から5点を取ってスワローズが先制。投げては川島投手が8回を無失点に抑え、7対2でスワローズが快勝しました。観客数は1万3千1百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対イーグルスは山本昌投手と朝井投手が先発。5回に中村選手の適時打で勝ち越したイーグルスが、6回に自らのお株を奪う(?)大量9点を取り、最終的には15対3と大勝。球団創設初の3連勝を達成しました。朝井投手はプロ初勝利。また、7回から登板した一場投手がプロ初セーブを挙げています。観客数は2万6千1百人ほどでした。

2005年05月26日 23:55