2005年05月27日

効率のいい攻撃で今季3度目の6連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ベイスターズは清水直行投手と三浦投手が先発。2週間前の交流戦開幕戦と同じ顔ぶれとなりました。その時は、三浦投手の前に1点に抑えられたマリーンズ打線でしたが、今日は2回にサブロー選手のソロで早くも先制します。さらに、3回には制球を乱した三浦投手からベニー選手の押し出しで2点目、続く李選手に2点適時打が出て、この回2安打で3点。続く4回も失策と二つの犠打処理ミスがあり、またまた2安打で3点を追加します。交流戦に入ってから3試合登板で援護が僅か2点だった清水直投手ですが、今日は序盤で大量の援護が入りました。
 その清水直投手は5回まで2安打無失点、大差のついた6回に小池選手に2ランを打たれますが、その後は走者を出しながら点は取られません。
 ところで今日は福浦選手が休養。代わってフランコ選手が一塁に入り、外野には久々スタメンの諸積選手が入りました。その諸積選手、打つほうでは無安打でしたが8回、先頭打者の「右中間真っ二つ」の打球を横に飛んで超美技を見せます。これには左翼席のベイスターズファンからも拍手が出ていました。
 8回には今江選手のダメ押しとなる適時打も出て結局8対2でマリーンズが快勝。清水直投手は約1ヶ月ぶりとなる5勝目を今季2度目の完投勝利を挙げています。観客数は1万2千4百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対ドラゴンズは新垣投手と川上投手が先発。ホークスが6回に川上投手を打ち込んで逆転し、新垣投手も7回を3失点に抑えます。そして8回からホークス得意の継投に入り、神内投手が簡単に2死を取ります。しかしそこから連続2塁打で失点、代わった吉武投手も打たれ、たまらずホークスは早くも三瀬投手を投入。しかしこれが裏目に出てしまい、立浪選手の適時打で勝ち越され、さらにウッズ選手に3ランが出て、この回一挙5点を挙げてドラゴンズが逆転。最後は岩瀬投手が抑え、連敗を5で止めました。観客数は2万7千5百人ほどでした。
 札幌ドームのファイターズ対スワローズは入来投手と高井投手が先発。序盤で5点をリードしたファイターズが、スワローズ打線を4安打1失点に抑え、6対1で勝ち、3連勝しました。観客数は1万5千4百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対読売は光原投手とマレン投手が先発。4回に6点を取った合併球団が8対1とリード。終盤に読売が反撃しますが、2点差で合併球団が逃げ切りました。光原投手は久々の勝利でパ新人タイの4勝目を挙げました。観客数は2万3千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対カープは西口投手と小山田投手が先発。初回に森笠選手のソロで先制したカープが着実に中押し、ダメ押しをして4点を挙げます。小山田投手は8回まで3安打無失点。9回2死から打球を胸に受けましたが続投し、完封で5勝目を挙げました。観客数は1万2千人ほどでした。

2005年05月27日 23:54