2009年08月20日

治す前に治る

 仕事で使っている、データ通信専用のFOMAに異常が発生しました。PCに挿して接続ソフトを立ち上げても、FOMAを認識しないのです。
 USBの挿し口を変えても、PCを再起動しても状況は変わりません。試しに、別のPCを使ってやってみても結果は同じです。そこで、FOMAの故障と思い、ドコモショップに持っていきました。
 まずは所有者確認という事で、通常の携帯同様、身分証と電話番号の提示を求められました。しかしデータ通信専用なので、番号が分かりません。そこで、店員さんはFOMAカードを抜き出して、番号を確認しました。

 これで事前手続きが終わり、いよいよ原因調査となりました。そこで、現象を見せようと、FOMAを挿して、接続ソフトを立ち上げます。ところが、次の瞬間、ソフトはFOMAを認識しました。
 かなり気まずくなりましたが、店員さんによると、FOMAカードの抜き差しで治るのはよくあること、との事でした。
 いずれにせよ、所有権調査を目的に行なわれた、カードの抜き差しで治ったわけです。拳の達人が、牽制で撃った軽い突きで相手をKOしてしまった、という逸話を何となく連想してしまいました。
 とりあえず今後は、通話用・データ通信専用を問わず、FOMAで異常が発生したらまずはカードの抜き差しだ、と強く思いました。

2009年08月20日 23:57