2009年08月20日

投手戦を制して同率最下位に「浮上」

 千葉で行なわれた、千葉-合併球団は成瀬投手と平野投手が先発。今日は昨日途中交代した井口選手が外れ、二塁には早坂選手が九番で入りました。また、スタメンマスクは橋本将選手で五番に、一昨日左翼手だった神戸選手が七番一塁でした。
 成瀬投手は初回、2死から走者を二人出しますが、ここは抑えます。しかし続く2回、1死から大引選手に二塁打されると、昨日5打点の坂口選手に適時打を喫して先制を許します。

 2回まで内野安打1本に抑えられていた打線ですが、3回1死から早坂選手が二塁打を放つと、西岡選手も安打で続いて1死1・3塁と同点機を作ります。しかし、続く早川選手が三振し、スタートを切っていた西岡選手が挟まれる間に早坂選手が本塁を狙うもアウトとなり、得点できません。
 しかし続く4回、先頭のサブロー選手が安打で出ると、大松選手が右翼フェンスに達する二塁打を放って無死2・3塁に。ここで橋本将選手が内角球をすくい上げて犠飛にして追いつくと、続くベニー選手が三遊間を抜く勝ち越し適時打と、久しぶりに見る、流れるような攻撃で逆転に成功します。
 逆転してもらった成瀬投手は、毎回のように走者を出しますが、得点は許しません。6回も先頭打者に安打されますが、後続を三人で斬ります。
 しかし、打線も平野投手の前になかなか追加点を挙げることができません。6回には先頭のサブロー選手が二塁打するも、内野ゴロで三塁アウトとなり、ここも0点に終わります。続く7回も1死から塀内選手が安打すると、早坂選手が犠打を決めますが、ここも得点できません。
 しかし、成瀬投手の好投が続き、この1点リードを守ります。7回にこの試合初の三者凡退で抑えると、続く8回も2番からの攻撃を三人で抑えます。
 そして9回も完投を目指してマウンドに上がりますが、先頭の北川選手に内野安打されます。するとここで交代となり、シコースキー投手が登板。盗塁と死球で1死1・2塁となりましたが、そこから連続三振で抑えました。
 これでチームは連敗を止め、合併球団に並んで同率最下位になりました。成瀬投手は3連勝でチームトップとなる7勝目を挙げています。観客数は1万4千1百人ほどで、今年の夏休みワーストを記録しています。

2009年08月20日 23:42