2009年08月07日

「こだま」からの視点

[ 交通 ]

静岡と大阪を経由して最後は神戸で仕事、という出張をしました。
時間の関係で、東京ー静岡と静岡ー名古屋は、こだま号になりました。
これまで、東京ー新富士とか、米原ー名古屋などの短い距離で使った事はありましたが、このように合わせて3時間も乗るのは初めてです。
それだけの時間乗って、改めて、駅での通過待ちの多さに驚きました。
通過待ちがなかったのは一駅くらいで、まとめて 二本の「のぞみ」に抜かれたのも二回くらいありました。
普通列車を含めても、トップクラスの平均停車時間なのでは、と思ったほどでした。

名古屋からは「のぞみ」に乗り換えたのですが、つい先程までの事があり、これまで気にもとめなかった、「抜かれるこだま」の事が気になりました。
そこで、通過する二駅では、窓からその様子に注目しようと思いました。
しかし、時速約300キロで走る「のぞみ」にとって、それは一瞬の事でしかありません。
結局、二駅とも、車内の電光表示で初めて駅の通過に気付いた、という有り様でした。当然、「こだま」に気付く事などありませんでした。
立場が変われば視点も変わる、という事を改めて実感させられた、東海道新幹線での3時間半でした。

2009年08月07日 23:24