2009年06月30日

最高裁の松

 久しぶりに内堀通りを通るバスに乗っていたら、最高裁が見えました。入口の所に「最高裁判所」という石造りの看板があり、その周りに背の低い松がぎっしり植わっていました。
 なかなか珍しい造園(?)だと思うのと同時に、この松たちの今後が気になりました。まさか、このまま最高裁の前庭を松林にするとは思えませんから、この松は、成長する度に、先端を切られるのでしょう。場合によってはまとめて引っこ抜かれるのかもしれません。
 もちろん、造園なのですから、そのようにして、植物の美を表現するのは当然の事です。とはいえ、普通に成長する可能性を奪われた松を見ていると、なぜか物哀しさみたいなものを感じてしまいました。

2009年06月30日 23:39