2009年06月21日

清水直投手の好投と竹原選手の連続打点で連敗止める

 東京ドームで行なわれた読売-千葉は内海投手と清水直行投手が先発。今日は15試合ぶりに西岡選手がスタメン復帰し、1番遊撃で入りました。また、左投手が予想されたため、竹原選手が二番左翼で入り、一塁には堀選手が七番で入りました。ただ、大松選手は三番右翼の定位置を維持していました。
 初回、スタメン復帰した西岡選手のフラフラと上がった当たりが、この球場独特の放物線を描いて右翼席に入り、今シーズン初の先頭打者本塁打で先制します。

 しかしその裏、清水直投手は1死から二塁打され、続く打者には一塁ゴロが微妙な判定でファウルとなり、その後の「打ち直し」で安打に。そして次打者に犠飛を打たれて即座に追いつかれます。
 そこからは投手戦になり、そのまま1対1で中盤を終えます。そして迎えた6回表、1死から竹原選手が左翼席に2号ソロを放って勝ち越しに成功します。
 続く7回、先頭のサブロー選手が安打するも、盗塁失敗もあって2死無走者になります。しかしそこから今江選手が安打すると、そのまま打席に入った清水直投手も安打で続き、ここで内海投手をKOします。
 さらに西岡選手が四球を選んで満塁とすると、前の打席で本塁打した竹原選手が2点適時二塁打を放ち、4対1とリードを広げます。
 さらに続く8回、井口選手の約三週間ぶりとなる本塁打および、今江選手の2ランで3点を追加します。
 その裏、伊藤投手が本塁打二発で3点は返されるものの、9回に井口選手の2点適時二塁打でダメ押しし、その裏はシコースキー投手が抑え、9対4で勝ちました。
 これでチームは連敗を3で止めるとともに、対読売の連敗を7で止め、東京ドームでは2006年以来の読売戦勝利となりました。この数年、悪夢みたいな状況が続きましたが、やっとトンネルを抜けたといったところでしょうか。来年以降は逆に連勝記録を作ってもらいたいものです。
 観客数は4万4千3百人ほどだったそうです。その割りには、初回に西岡選手が本塁打を放った時に映った二階席は空席が目立ちました。どのような基準で「実数」を把握したのだろうか、と気になりました。

2009年06月21日 23:58