2008年10月21日

エクスプレス予約

[ 交通 ]

 出張で豊橋に行きました。豊橋から東京へ行く新幹線は、2時間に一本だけ新横浜まで止まらない「ひかり」があり、後は「こだま」です。「ひかり」なら1時間27分で東京まで着きますが、「こだま」だと2時間10分かかります。
 何とかギリギリで「ひかり」に間に合う時間に駅に着き、改札を通りました。すると、隣の改札で、エラー音が聞こえました。IC読み取り機に財布を当てた人が、「しまった、予約し忘れていたか」などと言ってます。
 駅員さんは「6分前までなら」などとマニュアルトークをしていますが、すでにホームからは「黄色い線の内側に・・・」などという放送が流れています。

 自分がホームに行くのが最優先なので、顛末までは見れませんでした。ただ、物理的に考えて、その人は乗れなかったと思われます。次の「こだま」の待ち時間も含めると、その人の東京到着は1時間遅くなってしまいました。
 これが名古屋や新大阪で「のぞみ」に乗るというなら、別に一本くらい逃しても、10分程度の無駄にしかなりません。
 そう考えると、この人の「悲劇」はある意味、エクスプレス予約と豊橋の組み合わせゆえ発生した、と言えるかも、などと思いました。
 もっとも、これは他人事ではありません。エクスプレス予約は手続きが面倒そうなので使いませんが、私も飛行機は完全にチケットレスで乗っています。同様の悲劇に自分が遭わないために、何らかの確認手段を自分の中で仕組み化せねば、と思った次第でした。

2008年10月21日 12:44