2008年10月20日

セCS第一ステージ、ドラゴンズが勝ち上がる

 大阪ドームで行なわれたタイガース対ドラゴンズは岩田投手と吉見投手が先発。ともに1・2回の先頭打者出塁を活かせず、試合は投手戦に。岩田投手は1安打1四球、吉見投手は4安打無四球でともに8回まで無失点に抑えます。
 そして迎えた9回表、タイガースは藤川投手を起用。ところが、先頭の立浪選手が安打し、犠打と暴投で2死3塁となり、打席にはウッズ選手が。藤川投手は全球直球で勝負しましたが、2-3からの六球目をウッズ選手が左翼席に叩き込みます。
 そしてその裏は岩瀬投手が三人で抑えて試合終了。ドラゴンズが2対0で勝ち、昨年に続いて第二ステージ進出を決めました。既に今季限りの辞任を表明していた岡田監督は、これが最後の試合となりました。観客数は3万3千人ほどでした。

 これでタイガースは今季終了となりました。シーズン中盤までの勢いからしては信じられませんが、まあ、今回は「五輪効果」があったため、仕方ないと言えるでしょう。
 来期から真弓監督になるわけで、現役時代からファンだった身としては期待したいところです。ただ、現在の体制を見ていると、一歩間違えると1990年代の再現になるのでは、と不安になる点も少なくありません。
 金での戦力争いでは読売には勝てないわけですから、別の所で強みを出す必要があるのでは、と思います。あと、その読売の会長にのみ絶賛される「シニアディレクター」は一日も早く何とかすべきなのでは、と思っています。
 一方のドラゴンズですが、相変らず安定した強さを感じました。ぜひとも第二ステージでは読売を倒し、三年連続の日本シリーズ出場を達成してほしいものです。

2008年10月20日 23:58