2008年10月19日

同期会

 中学時代の同期会がありました。私は、大学時代のサークルを除くと、学生時代の人とのつきあいはほとんどありません。当然、中学時代の友人とも縁はなく、年賀状交換をしていた一人を除けば、成人式を最後に会ったことも連絡を取ったこともありませんでした。
 そんな自分が同期会に出れたのは、ネットのおかげでした。一年半ほど前に、mixiの中学コミュニティに同期の一人がトピックを立ち上げたのがきっかけでした。
 とりとめのない思い出話が掲載され続けているうちに、参加者が増え、いろいろなきっかけが重なって、同期会の話が出た、という感じでした。

 そして、1ヶ月くらいの準備期間を経て、昨日開催されました。半年前、大学時代以来10数年ぶりに再会した人がいましたが、お互い、顔を見てもすぐには分からない、という経験がありました。それだけに、20年近く会っていない人なら、余計分からないだろう、と思っていました。
 ところが、何人かは、会った瞬間に誰だか分かりました。一方、私が誰だかすぐ分かった人も何人かいました。人間の変化について、いろいろ考えさせられました。
 その後も、色々と昔話や今の話に盛り上がりました。私のいた中学は、いわゆる荒れた学校でした。それについての先生方の苦労談も聞くことができました。当時は本当に大変だったと思いますが、今となってはいい想い出になっているようでした。それにしても、20数年前の事を、昨日の事のように話す先生方には感心させられました。
 自分にとっても、中学時代は楽しかった事ばかりではありませんでした。ただ、皆と会ったり話したりして、今となっては、全てがいい思い出になっている、という事に気付きました。

 ところで、私はちょっと体を動かすと、すぐにワイシャツがズボンから出る、というクセ(?)があります。昨日も仕事帰りだったので、ワイシャツを着ていたのですが、やはり動いているうちに、ズボンから出ていました。
 すると、それを見た友人に「中学時代と変わらない」と笑われました。自分では忘れていたのですが、どうやら、これはその頃からの「クセ」だったようです。そして、そんな事を覚えていた友人の記憶力にも感心させられました。
 というわけで、短い人で16年ぶり、長い人で23年ぶりとなる再会は、非常に楽しいものでした。またぜひやりたいものだ、と思いました。

2008年10月19日 23:58