2008年10月17日

CS第二ステージ開幕、埼玉が大勝

 CS第二ステージ第1戦は大宮で開催。ポストーシーズン戦を本拠地と異なる球場で行なうのはかなり珍しいと思われます、なお、主催の埼玉が三塁側に座っていました。
 先発は涌井投手とグリン投手。埼玉はブラゼル選手とGG佐藤選手が、北海道は稲葉選手と金子誠選手が欠場。ブラゼル選手は直前に登録抹消されており、かなり悪いようです。
 試合のほうは、初回に埼玉が中島選手の本塁打で先制します。直後の2回表、北海道は無死1・2塁と早速反撃機を作りますが、犠打失敗などもあり、2死満塁にまでしたものの、得点できません。さらに3回も1死1塁を活かせず、3回までで5残塁という拙攻になります。

 するとその裏、埼玉は1死1塁から中島選手が2打席連続となる2ランを放つと、さらに長打三本でこの回合計5点を追加。なお続投するグリン投手を4回も打ち込み、後藤選手の3ランなどで4点を追加して序盤で10対0と大差をつけてしまいました。
 直後に北海道もスレッジ選手の本塁打で得点しますが焼け石に水。5回以降は継投陣が好投して追加点を許しませんが、打線は相変らず走者は出るものの拙攻の連続で残塁の山を築きます。
 9回に失策から得た好機にスレッジ選手が2点適時打を放つも、時既に遅く、10対3で埼玉が大勝。観客数は2万5百人ほどでした。北海道は10安打するも残塁は13を数えました。
 これで、優勝アドバンテージのある埼玉の「2勝0敗」に。埼玉はあと2勝で日本シリーズ出場であるのに対し、北海道は4勝する必要があります。
 最悪の形でシーズンを終えた埼玉ですが、10日の休みの間に、好調時の打棒が戻ったのでしょうか。
 明日の先発は岸投手とダルビッシュ投手。もしこれを埼玉が取れば、ほぼ決まりとも言えるでしょう。そのような状況の中、ダルビッシュ投手がどのような投球を見せるか、楽しみです。

2008年10月17日 23:59