2008年10月03日

久保投手の2安打好投でシーズン勝ち越しを決める

 千葉で行なわれた千葉-東北は、久保投手と青山投手が先発。昨日、CS進出がなくなった事を受け、足を痛めながら出場していた西岡選手・救援待機していた先発陣三人・外国人野手三人の計七人を登録抹消し、代わって若手選手を登録しました。
 その中で、渡辺俊介投手が抹消されなかったのは、昨日の序盤KOが不完全燃焼だったためでしょうか。最終戦での登板があるかもしれません。
 一方、代わって登録されたメンバーですが、全員一軍経験者で、今季初登録の選手はいませんでした。そのあたりにも、現時点での浦和の状況が伝わってくるような感じでした。

 一番には根元選手が、六番以下に、昇格してきた角中選手・神戸選手・早坂選手が入るという、昨日と大幅に入れ替わった打順でしたが、2回に無死1・2塁の好機を作るも、その昇格組が続けず、先制できません。
 しかし続く3回には1死から根元選手が二塁打を放つと、早川選手の三塁打で先制。さらには福浦選手の犠飛でもう1点が入ります。
 一方、久保投手は、初回に先頭打者に安打されたものの、そこから東北打線に安打を許しません。制球はあまり良くなく、5回には四球三つで2死満塁にしますが、ここも抑えます。
 6回まで1安打投球でしたが、7回に先頭の鉄平選手に二塁打され、そこから内野ゴロ二つで1点は失います。結局、7回を2安打5四死球1失点という内容でした。
 一方、打線は4回以降も走者は出ますが、追加点は挙げられません。6回には神戸選手の安打と角中選手の四球で無死1・2塁としますが、犠打失敗後の三振などがあり、ここも0点に終わります。
 1点差という事もあり、「消化試合」ながら通常どおりの継投となります。そして、川崎投手が8回を、荻野投手が9回をともに三者凡退に抑え、2対1で勝ちました。これでチームは今季の貯金を確定、また荻野投手は30セーブ目を挙げています。観客数は1万3千4百人ほどでした。

2008年10月03日 13:46