2008年09月27日

埼玉、リーグ優勝を決める

 札幌で行なわれた、北海道-埼玉はスウィーニー投手と帆足投手が先発。初回に稲葉選手の適時打で先制した北海道が、3回にボッツ選手の適時二塁打で追加点を挙げます。
 一方、スウィーニー投手は9回1死まで埼玉打線を1安打に封じます。そこから二人走者を出すと、北海道はマイケル中村投手でなく建山投手を起用。そのまま北海道が勝ちましたが、なぜここでマイケル中村投手でなかったかは気になるところです。
 試合中に埼玉の優勝は決まっていたのですが、北海道が接戦を制して意地を見せるとともに、単独3位に戻しています。観客数は2万8千3百人ほどでした。

 これで、マジック1から3連敗(チームでは4連敗)とした埼玉ですが、今日は仙台で行なわれた東北-合併球団が序盤から大差に。田中投手とオルティズ投手の先発で始まったのですが、初回にセギノール選手の12号ソロで東北が2点を先制すると、2回には打者一巡で8点を追加し、序盤で試合を決めます。
 田中投手は6回で降板しますが、その後も継投陣がソロ一本のみに抑え、13対1で東北が大勝し、5位に浮上しています。観客数は1万4千9百人ほどでした。

 というわけで、埼玉が優勝を決めました。渡辺監督は、前任の伊東監督、その前の伊原監督に続き、就任一年目での優勝を達成しています。同年齢で誕生日も数日しか違わない山本昌投手が200勝を達成した年に優勝、というのもなかなか興味深いものです。
 率直に言って、あの打撃コーチ氏が就任した時点で、埼玉の優勝はないと思っていました。にも関わらず、今年は強力な打撃陣で優勝したわけでしたから、自分の野球を見る目がまだまだ未熟だったと言わざるをえません。
 その事自体および、千葉が優勝できなかった事は二重の意味で悔しいです。ただ、かつてはあれだけ企業色が強かった埼玉が、命名権販売をやめて、チーム名に地域名を冠したとたんに優勝した、という事だけは好ましいことでした。
 いずれにせよ、ペナントレース制覇には、おめでとうと言うよりありません。同時に、千葉がCSで雪辱してくれることを強く願っています。

2008年09月27日 00:12