2008年09月17日

二日連続で逆転負け

 16日に所沢で行なわれた、埼玉-千葉は石井一久投手と渡辺俊介投手が先発。初回にズレータ選手の適時打で先制した千葉が、2回には前日サヨナラ打を放った大塚選手の適時で追加点を挙げます。

 序盤から援護をもらった渡辺俊投手ですが、2回裏に連打で1点を返されます。さらに4回、1死から連打と四球で満塁とし、細川選手の打球が三塁線を抜ける適時2点打となり逆転。さらに内野ゴロの間にもう1点を加えられます。
 千葉も6回にズレータ選手の7号ソロで1点差に追い上げ、さらにこの回、走者を二人出しますが、追いつけません。その後は継投陣に抑えられ、3対4で敗れ、再び借金生活に入っています。観客数は1万4千2百人ほどでした。

 17日の試合は西口投手と久保投手が先発。2回に埼玉が先制しますが、4回に橋本選手の適時打で追いつくと、2死後に大松選手に23号2ランが出て逆転に成功します。
 さらに6回には二塁打で出た大松選手が外野フライで三塁に進み、暴投で生還して追加点を挙げ、3点のリードを奪います。
 続く7回も1死から西岡選手が四球を選び、続く早川選手が一塁線を破る二塁打を放ちます。ところが、これを一塁走者の西岡選手がファウルと思って一旦止まったため、生還できません。そして、敬遠で満塁になった後、ズレータ選手が併殺に打ち取られ、三者残塁に終わります。
 こういう事があると、えてして流れは変わるもの。その裏、ここまで4安打1失点の久保投手が、1死から不運な内野安打で出塁されます。そして2死後にこれまた高いバウンドの内野安打を打たれると、続く栗山選手の適時打で1点を返されます。さらに、代わったシコースキー投手が四球で満塁にした後、ブラゼル選手に2点適時打を打たれて追いつかれてしまいました。
 千葉は8回も先頭の大松選手が安打するも、走者を進められず、2死後に安打が出るも勝ち越せません。さらに9回には2死2塁からズレータ選手が三遊間を抜きます。当たりが強かったのですが、送球がそれることを期待してか三塁コーチは回します。しかし、残念ながらストライクの送球がきてしまい、本塁タッチアウトとなります。
 その裏、三番手の川崎投手は先頭打者に安打され、犠打で進まれるも、後続を抑えます。しかし、10回表は三者凡退で終わると、その裏、続投の川崎投手が先頭の中村選手に初球をバックスクリーンに打ち込まれてサヨナラ負け。連日、リードを守れずに連敗となってしまいました。観客数は1万4千4百人ほどでした。

2008年09月17日 23:41