2008年09月15日

終盤に追いつかれるも、サヨナラ勝ちで五割復帰

 千葉で行なわれた千葉-福岡は唐川投手とガトームソン投手が先発。今日は橋本選手が三番に入り、福浦選手が七番一塁でスタメン復帰という布陣でした。
 初回に唐川投手は2死を取った後に三連打されて先制されますが、その裏、西岡選手の先頭打者本塁打で即座に追いつきます。
 唐川投手は、2回にも1死から連打され、3回には先頭打者に二塁打と、いずれも得点圏に走者を出しますが、ここは何とか抑えます。

 しかし4回、唐川投手は先頭の松田選手に安打された後、続く小斉選手に適時打され、勝ち越しを許します。さらに1死後に本多選手にも適時打されて降板。今日も5回を投げることができませんでした。
 ここで二番手は、本日43歳の誕生日となる小宮山投手が登板、「24歳差継投」となりました。昨日は打たれた小宮山投手ですが、ここは2・3番を抑え、追加点は許しません。
 するとその裏、先頭の橋本選手が9号ソロを放ってまず1点を返すと、さらに四球と大松選手の二塁打で2・3塁に。ここで、サブロー選手に2点適時打が出て、今日も取られた直後の逆転に成功します。
 そして5回は高木投手が、6回を伊藤投手が抑えると、その裏、ズレータ選手の大松選手の連続二塁打、さらには福浦選手の適時打で2点を追加し、6対3とリードを広げます。
 ところが、7回1死1塁から登板した松本投手が連打で1点を返されると、続くシコースキー投手も適時打を喫して1点差に迫られます。
 その裏にズレータ選手の犠飛で再び突き放すも、直後の8回表、七番手の川崎投手がいきなり連打され、犠打で進まれた後、多村選手に本日4安打目となる2点適時二塁打を喫し、ついに追いつかれてしまいました。
 そして迎えた9回表、八番手として登板したのは四日前に先発した清水直行投手でした。リリーフとしての登場は六年ぶりとの事です。そして、2死から連打されるも、最後は抑え、同点のまま9回裏を迎えます。
 その9回裏、1死から橋本選手が四球を選ぶと、続くズレータ選手が右翼線に落ちる二塁打を放ち、1死2・3塁とサヨナラ機を迎えます。ここで打席には8回から守備固めで入っていた大塚選手が登場。初球を弾き返すと、中前に抜けるサヨナラ打となり、千葉が9対8で勝ちました。
 これで3連敗後の3連勝で再び五割復帰。北海道との1ゲーム差を守り、2位合併球団との差も2に戻しています。観客数は2万7千3百人ほどでした。

2008年09月15日 23:32