2008年09月13日

本塁打攻勢で4位復帰

 今日はナイター観戦に行こうと思ったのですが、15時半頃に球団サイトで入場券を買おうとしたところ、既に完売とのこと。そこで、予定を変更してテレビ観戦になりました。
 その千葉で行なわれた千葉-福岡は、成瀬投手とホールトン投手という、先週と同じ対決となりました。今日から堀選手が一軍に復帰して、二番二塁でスタメン出場。一番遊撃西岡選手・三番一塁福浦選手とあわせ、久々に「2005年上位打線」になりました。ただ、サブロー選手は六番で、四番には選手に続いて橋本選手が入りました。

 先週の立ち上がりは投手戦でしたが、今日の成瀬投手は、1死から森本選手と多村選手の連続二塁打でいきなり1点を失う、という立ち上がりになります。
 そして打線も、初回の2四球や、2回の先頭打者安打をいずれも活かせず、過去3試合打ちあぐねているホールトン投手に対して今日も得点出来なそうな雰囲気を見せます。
 さらに成瀬投手は3回にも安打2本で1死1・3塁とすると、松中選手に大きな当たりを打たれますが、犠飛にとどまります。
 そしてその裏、先頭の早川選手が死球で出塁し、続く西岡選手も安打して無死1・2塁に。ここで堀選手の犠打は失敗しますが、続く福浦選手の打席で重盗を決め、1死2・3塁と、犠打失敗を帳消しします。
 なお、左打者の打席で重盗を許したせいか、高谷選手は4回表の打席で代打を送られ、攻撃の間、王監督に説教をされる、という東北を彷彿するような状態になっていました。
 そして、福浦選手の内野ゴロで1点差とした後、橋本選手が8号逆転2ランを放ちます。さらに、続く大松選手が、打った瞬間に分かる22号ソロで続き、4対2と逆に2点リードを奪いました。
 成瀬投手は4・5回は0点に抑えます。ところが続く6回、先頭打者を失策で出すと、連打で無死満塁に。さらに続く松田選手に0-2としたところで、ふくらはぎに痙攣をおこし、降板してしまいました。
 ここで緊急救援した伊藤投手が2点適時二塁打を喫して追いつかれてしまいます。なお続く無死1・2塁から、犠打失敗と安打で1死満塁に。続く田上選手の当たりも中前に抜けそうでしたが、これは西岡選手の好捕で2死満塁となります。
 ここで本多選手が打席に入ると、左打者であるにも関わらず、バレンタイン監督は、「満塁男」の小宮山投手を起用します。先週は満塁で適時打を喫した小宮山投手でしたが、ここは0-2とするも、三球目を打たせてファウルフライとし、同点にとどめます。
 するとその裏、1死からサブロー選手が左翼席に今季本拠地初となる5号ソロを放って再び勝ち越します。さらに2死後にオーティズ選手が、これまた左翼席に11号ソロを放ちます。
 さらに2死無走者で打席に立った早川選手にバレンタイン監督は何やら助言します。この場面で、と不思議に思いましたが、早川選手は四球の後にエンドランを敢行。すると、西岡選手の打球が三塁線を破ってその間に一挙生還し、3点のリードとなります。
 直後の7回表はシコースキー投手がいきなり連打されるも、後続を抑えて無失点に。するとその裏、ベニー選手の適時打で追加点を挙げます。
 8回には川崎選手が田上選手に2ランを喫するも、その裏にはズレータ選手の適時二塁打で突き放して9対6に。
 そして9回には前回の登板でサヨナラ負けを喫した荻野投手が、3番からの攻撃を三人で抑えて25セーブ目。なお、勝ち投手は6回表の2死満塁を抑えた小宮山投手で、3勝目を挙げています。
 これで福岡を抜いて4位に浮上しています。観客数は大入り満員の3万16人でした。

2008年09月13日 23:52