2008年09月12日

沖縄そばと、ゆいれーる

 というわけで、昨日は空港で散々な目に遭い、それが最大の「沖縄の想い出」になってしまいました。しかしながら、余った時間で楽しめた事もあったので、その話を。
 まず、昨日の昼ですが、仕事先の社員食堂を利用しました。実は、私は社員食堂ヲタク(?)なので、社食での食事を誘われると、それだけで「今回の出張はツイていた」と思うほどです。
 どこでもそうですが、メニューは、定食・カレー・麺類の選択になります。その「麺類」は地元ならではの沖縄そばでした。沖縄料理にはこれまであまりいい思い出はないのですが、せっかくなので注文しました。

 何度か、沖縄そばを食べた事はありましたが、麺の上にのっている油っこい料理が苦手で、美味しいと感じた事がありませんでした。しかし、この社員食堂では、上は普通の肉野菜炒めで、油分も少なく、あっさりしています。しかも、麺も外見は洗練されていないながらも、素朴な良さがあり、初めて沖縄そばを美味しいと思いました。
 いわゆる「普段食べる人向けの味」で、もしかしたら、店のものよりも、こちらのほうが「本当の沖縄そば」なのかも、などと思いました。

 さて、仕事のほうは、予定より少々早く終わり、数十分ほど時間が空きました。そこで、空港と市街を結ぶモノレール「ゆいれーる」に乗ってみました。
 中心部を除き、沿線に高い建物がないので、一番高い場所にあるモノレールの見晴らしはかなりのものです。そういうわけで、沖縄ならではの車窓風景を存分に楽しむことができました。
 特に印象に残ったのは住居の屋根でした。沿線のほとんどの建物に屋上があります。中には植木が生い茂って、ちょっとした密林になっているところもありました。その屋上の多くには「塀」があるのです。これは、他の地域では見たことがありませんでした。
 どこかで、沖縄の屋根は台風対策のために独特の形になっている、というのを読んだことがありましたが、これの事なのでしょうか。このように、屋根の様子が見えるのも、高いところを走るモノレールならではです。それも含め、かなり印象に残った「ゆいれーる」でした。
※写真をクリックすると、同じ窓で大きい画像が開きます。
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2008年09月12日 23:58