2008年09月04日

固まった納豆のタレ

 昔から、納豆と言えば、小袋に洋辛子が入っています。さらに、ある時期から、同じ形で「納豆のタレ」が加わり、二つの小袋が入るのが定番となりました。
 私は辛子はつけないものの、たれは使います。そのため、袋を開けるのですが、なかにはビニールが切れにくく、悪戦苦闘をすることもありました。
 そんな中、先日食べた新製品は画期的でした。何と、辛子は入れず、タレもゼラチンのようなもので固めた上で、パックの隅に置いています。したがって、小袋は一切同封されていません。そして、当然ながら、小袋を切る手間も存在しません。

 というわけで、画期的な商品ではあります。ただ、その固まったタレを見ると、ついこぼれてしまわないかと気になり、すぐに混ぜ込んでしまいます。
 一般的に、納豆を美味しく食べるコツとして、まず何も入れずに何十回かかきまぜ、その上で醤油やタレを入れてサイドかきまぜる、という方法が推奨されています。しかしながら、この商品の場合、ついついタレを入れてしまい、その基本を怠ってしまいます。
 「タレを固めて袋を開ける手間をなくす」というのは極めて画期的な発想だし評価もできます。ただ、本能的な事もあり、ついつい「本格的な混ぜ方」が出来なくなってしまうのは残念です。
 世の中、なかなかうまくいかないものだ、などと大仰に考えてしまいました。まあ、慣れが解決してくれるとは思いますが・・・。

2008年09月04日 00:40