2008年09月03日

二度の集中打で4連勝

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は渡辺俊介投手と石井一久投手が先発。今日も対左という事で、五番の大松選手以外は、両打ちを含めて右打者を並べました。
 初回、いきなりの連打と死球で1死満塁とし、大松選手の犠飛で先制すると、2回には連打と犠打で2・3塁とした後、西岡選手と今江選手の適時打で追加点を挙げ、4対0とし、この回途中で石井一投手をKOしました。

 一方、初回・2回と先頭打者に安打されながら0点に抑えた渡辺俊投手ですが、3回にも先頭の片岡選手に安打され、続く栗山選手の適時打で1点を返されます。さらに5回にも無死1・3塁となりますが、併殺の間の1点のみで切り抜けます。
 序盤に得点した打線ですが、中盤は継投陣の前に走者を出すも帰らない展開となり、3回の1死満塁、4回の無死2塁、5回の2死満塁といった追加点機をことごとくつぶします。
 一方、渡辺俊投手も安打を打たれながら2点に抑え、2点リードで7回裏を迎えます。前の回から登板の大沼投手相手に簡単に2死を取られましたが、そこからベニー選手が四球を選ぶと、大塚選手が左翼席に3号2ランを放って貴重な追加点。さらにそこから4連打で2点を取ります。
 渡辺俊投手は直後の8回にソロ本塁打を喫するも、8回まで10安打ながら無四球3失点で最終回のマウンドにも上がります。しかし、いきなり安打と二塁打されて無死2・3塁とし、前々回に続き、最終回での降板となってしまいました。そして代わった荻野投手が適時打と犠飛で2点は返されるも最後は抑え、8対5で勝って4連勝となっています。
 渡辺俊投手は12勝目。これでパリーグは2位福岡から5位千葉まで、1.5ゲーム差となっています。観客数は1万4千2百人ほどでした。

2008年09月03日 07:04