2008年08月12日

中盤までのリードを活かし、カード勝ち越し

 大阪ドームで行なわれた合併球団-千葉はコロンカ投手と大嶺投手が先発。今日は昨日死球で交代した今江選手、また8月に入ってから当たりが出ていない大松選手と根元選手がスタメンから外れました。一方、対左投手ながら、橋本選手が五番に入りました。
 初回、1死から2番一塁で出場となった堀選手が安打すると、昨日に続いて三番に入ったベニー選手の二塁打で2・3塁とし、サブロー選手の犠飛と橋本選手の適時打で2点を先制します。

 さらに1点を返された直後の3回には、ベニー選手とサブロー選手の連打で好機を作り、橋本選手が四球を選んで満塁に。ここで、竹原選手が押し出しの四球を選んで追加点を挙げ、コロンカ投手はここで降板となりました。さらに、二番手の川越投手が出ると、福浦選手が代打で登場し、内野ゴロの間に1点を加えます。ただ、福浦選手は守備につかず、代打のみでの出場でした。
 援護を貰った大嶺投手ですが、直後の3回裏、カブレラ選手に21号ソロを打たれます。これで、昨年のデビュー戦、先月の千葉と、カブレラ選手には3戦3被弾となってしまいました。
 しかし5回には途中出場の今江選手が2死2塁から左翼席に8号2ランを放って再び突き放します。今江選手は昨日死球を受けた手が腫れており、その部分がグリップに当たらぬようにバットを短く持ったそうですが、それが功を奏するという、まさしく「怪我の功名」の一発となりました。
 さらに続く6回には途中から遊撃に入った塀内選手が安打し、大塚選手の四球と堀選手の犠打で2・3塁とします。続くベニー選手は倒れたものの、サブロー選手がバットを折りながら左中間を抜き、2点適時二塁打となります。ただ、その際に折れたバットが三塁走者の塀内選手を直撃し、本塁を踏みはしたものの、そこから担架で退場となってしまいました。
 これで6点差となり、2勝目をほぼ確定とした大嶺投手ですが、その裏、先頭のローズ選手に二塁打されると、続く北川選手に頭部死球を当て、危険球退場となってしまいました。
 しかし、ここで緊急救援した高木投手が失策と併殺崩れで1点は返されますが最少失点に抑え、さらに小宮山投手が濱中選手を抑えるという40代継投でここを凌ぎます。
 小宮山投手は次の回にカブレラ選手に22号2ランを喫して3点差となります。しかしそこから伊藤投手、川崎投手の継投でそれ以上の得点は許しません。
 そして9回も、荻野投手がいきなり二塁打されたものの、そこから坂口選手、さらには主砲二人を抑えて試合終了。8対5で逃げ切り、このカードの勝ち越しを決めています。観客数は1万6千4百人ほどでした。

2008年08月12日 23:40