2008年05月29日

逆転負けでまたも連勝できず

 甲子園で行なわれたタイガース-千葉は安藤投手と清水直行投手が先発。初回に1死1・3塁からサブロー選手の犠飛で先制すると、さらに2死1・2塁から今江選手が打ち上げますが、これが風の影響もあって二塁手と右翼手の間に落ち、適時二塁打となってもう1点入ります。
 地元登板となった清水直投手は、初回・2回と無安打に抑えます。しかし3回、1死から初安打されると、四球と安打で2死満塁に。ここで新井選手に2点適時打を喫して同点に追いつかれます。

 直後の4回、先頭のオーティズ選手が安打で出るも、併殺があって三人で終わります。さらに続く5回、2死からの連打で2・3塁と勝ち越し機を作りますが、ここも大松選手が倒れて、得点できません。
 その裏、清水直投手は、先頭打者を失策で出したものの、併殺で2死無走者に。しかし、続く安藤投手に安打されてしまいます。
 そこから四球と安打で2死満塁に。続く新井選手を二塁ゴロに打ち取りますが、根元選手の送球がそれてしまい、その間に2点を勝ち越されます。さらに、金本選手を敬遠して満塁としますが、これが裏目に。続く葛城選手に適時三塁打を打たれ、この回合わせて5点を勝ち越されてしまいました。
 直後の6回に西岡選手の2点適時打で3点差に迫りますが、その裏に、すかさず林選手の適時打で突き放されます。
 そして、4点差ながらタイガースは7回から必勝リレーを開始。千葉も7回は今季初登板の大嶺投手が中軸を三者凡退に抑えるなど、継投陣が頑張りますが、タイガースの三投手の前に1安打しか出来ず、そのまま8対4で敗れました。安打数ではタイガースを上回る10安打ながら、9残塁と2失策が響き、またも連勝はできませんでした。観客数は4万2千6百人ほどでした。
 ちなみに、今日は大阪のホテルでサンテレビの中継を地上波観戦しました。途中、オマリー氏とボーグルソン夫人による、「甲子園には電車で」の広告を見ることができました。

 神宮で行なわれた東京-北海道は石川投手と多田野投手が先発。4回まで無安打に抑えた多田野投手ですが、5回に川端選手の適時打で先制されます。しかし、5回まで5安打で無得点だった北海道が、6回にスレッジ選手の8号ソロで追いつくと、7回には稲葉選手の9号ソロで勝ち越します。
 しかし8回に、東京は福地選手の犠飛で追いつきます。
 直後の9回表、北海道は2死無走者から四球で走者が出ると、補飛をフェアグランドで落とす失策があって1・3塁に。続く高橋選手の適時打で北海道が勝ち越します。その裏は武田久投手が抑えて北海道が連勝。押本投手は連続自責点0を23に伸ばしましたが、古巣相手に移籍後初敗戦を喫しています。観客数は9千6百人ほどでした。

 東京ドームで行なわれた読売-東北はグライシンガー投手と朝井投手が先発。東北が先制するも、3回に山崎武選手の失策などがあり逆転されます。しかし直後の4回表に、その山崎武選手の10号ソロで東北が追いつき、さらに6回にはリック選手に2点適時打が出て東北が再び勝ち越します。朝井投手は7回を5安打2四球で自責0の2失点。以下、8回を二人の継投で抑えたあと、最後は小山投手が締めて、東北が4対2で勝っています。観客数は4万1千1百人ほどでした。

 広島で行なわれた広島-埼玉はルイス投手と涌井投手が先発。4回に前田選手の適時三塁打で先制した広島が、さらに梵選手の適時打で追加点を挙げます。ルイス投手は、ボカチカ選手に11号ソロを喫しますが、失点はそれだけ。7回を投げて5安打無四球1失点でした。そのまま広島が3対1で勝っています。観客数は1万5千2百人ほどでした。

 横浜主催ながら北九州で行なわれた横浜-福岡は小林投手と大隣投手が先発。初回に福岡が先制すると、2回には大隣投手がプロ1号となる2ランを放って追加点を挙げます。さらに追加点を挙げた福岡が、5回まで6対0と大勝ペースで進みます。
 しかし横浜が終盤に猛追。9回には1点差にまで迫りますが、最後は久米投手が何とか凌ぎ、6対5で福岡が勝っています。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-合併球団は朝倉投手とオルティズ投手が先発。同点で迎えた3回にカブレラ選手の適時打で合併球団が勝ち越し、さらに続くローズ選手が12号3ランを放ち、一気に4点を勝ち越して朝倉投手をKOします。
 その後、ドラゴンズ継投陣は合わせて1安打に抑えますが、打線が抑えられ、そのまま5対1で合併球団が勝利。オルティズ投手は来日初勝利を挙げています。観客数は3万8百人ほどでした。

2008年05月29日 23:19