2008年05月09日

中国の右翼?

 連休終盤あたりから、四谷駅付近にやけに警官が集まるようになりました。特に、ニューオータニへ通じる道は、柵まで設置されています。その時点では、「何だかよく分からないが、ここでの信号待ちがなくなって良かった」などと喜んでいました。
 しかし、昨日になって様相は一変しました。いきなり、大音量で中国語と思しき言葉を流す街宣車(?)が出現したのです。その時初めて、訪日中の中国の胡主席がこのあたりで会談ならびに宿泊をしている、という事に気づきました。

 それにしても、その街宣車の意図はどこにあるのでしょうか。まあ、胡主席を歓迎しているようには思えませんでしたので、「反体制活動」なのでしょう。しかしながら、中国の人が偶然通りかかりでもしない限り、大音量で流していることは理解されないでしょう。
 もしかしたら、日本で同様の事をしている団体のように、言っている内容そのものよりも、その「街宣活動」が中国で認識される事が目的なのだろうか、と思いました。それで何らかの存在感を認められ、それを元に収益活動を行おう、という考えなわけです。
 ついでに、「中国は一応、『左翼国家』だから、それに反する彼らは、『街宣右翼』になるのだろうか?」などとしょうもない事を考えてしまいました。
 あと、日本語だろうと中国語だろうと、復古主義だろうと反体制(?)だろうと、大音量を用いて街中でその主張を流すのは、騒音以外の何者でもない、という事を、改めて認識させられました。

2008年05月09日 00:53