2008年05月02日

完敗で再び借金生活に

 今日はパリーグ3試合のみ。千葉で行われた千葉-埼玉の観戦に行きました。今季初のナイターです。三日前に行ったときは、天気のいい春の休日に行われたデーゲームという事で満員御礼でした。しかし今日は、雨が降る春の平日に行われたナイターという事もあり、客足は冴えませんでした。そのため、四日前は事前購入チケットを引き替えるのに40分かかりましたが、今日は4分とかかりませんでした。
 なお、我々の座った二階内野自由席は屋根の下なので、雨の影響はありませんでした。しかし、特に終盤はかなり強い雨でした。
 先発は清水直行投手と岸投手。前回の対決では千葉が大勝しています。その千葉打線ですが、怪我で登録抹消となっていたサブロー選手が、一軍復帰即四番で出場になりました。また、前の試合では岸投手から満塁本塁打を放っていた大松選手が、最近の不振のせいか、4月12日以来となるスタメン落ちとなりました。
 また、二番も早川選手でなく大塚選手だったため、九人中六人が右打者という布陣に。そのため、スタメン発表を見たときは一瞬「岸投手は左だったか?」とまで思い、キャッチボールしている姿を確認したほどでした。

 清水直投手は立ち上がり、いきなり先頭の片岡選手に安打され、さらに盗塁もされますが、後続は抑えます。一方、初回は三人で終わった打線ですが、2回はこの回先頭で復帰後初打席となったサブロー選手が四球を選びます。しかし、直後に盗塁を企てるも失敗してアウトに。そして二死無走者になってから、橋本選手が右中間を抜く二塁打を放つという、効率の悪い攻撃で、先制機を逸します。
 清水直投手は3回に先ほど安打・盗塁された片岡選手を歩かせるも、今度は牽制で刺し、借りを返します。
 しかし続く4回、1死から昨日のヒーローである石井義選手に二塁打されます。続くブラゼル選手は打ち取りますが、GG佐藤選手に左中間スタンドへライナーで飛び込む7号2ランを喫し、先制を許してしまいます。
 岸投手はボール先行が多いなど、さほど調子がいいようには見えません。しかし、千葉打線はうちあぐね、いい当たりすらほとんど出ません。2回の好機を逸した後は、5回まで走者を出すことができません。最初の打席に放った二塁打で、9連続出塁を達成した橋本選手も打ち取られてしまいます。
 また、8番左翼だったベニー選手が5回で大松選手に交代していました。どこか痛めていないか心配です。
 5回裏には今季初の花火を鑑賞して後半戦に。6回には2死から西岡選手が安打を放って久々の走者が出ますが、ここも後続はありません。
 2ラン以外は安定した投球をしていた清水直投手ですが7回、先頭のブラゼル選手は大松選手の好守備で打ち取りますが、続くGG佐藤選手に二塁打されます。さらに中村選手の当たりは右前打かと思いましたが、サブロー選手が取れずにフェンスまで達する適時三塁打となり、追加点を与えてしまいます。
 さらに続く8回、清水直投手は3連打で2点を追加されます。ここ3試合で2点しか取られていませんでしたが、今日は5失点。この回で降板し、連続完投も止まりました。
 7回裏に先頭の福浦選手が歩くも、ここも進める事すらできません。そのまま8・9回も三人で終わり、終わってみれば2安打2四球で完封されてしまい、5対0と完敗してしまいました。これでチームは5連勝後の5連敗となり、再び借金生活に突入してしまいました。
 観客数は9千6百人ほど、まあこの天気では仕方ないところでしょう。明日は休日のデーゲームで、しかも唐川投手ですから天気さえ良ければ3万人来そうな感じです。ただ、予報は雨とのこと。なんとか、実施してほしいものです。

 札幌で行われた北海道-東北は多田野投手と岩隈投手が先発。自主トレで怪我をして出遅れた多田野投手は、遅ればせながらの日本球界初登板となりました。
 その多田野投手は。初回を三者凡退に。一方、打順組み替えが成功した北海道打線は、1死2・3塁から絶好調の稲葉選手の2点適時打で先制します。
 援護を貰った多田野投手の好投は続き、東北打線を1安打に抑えます。そして、5回裏、田中選手・稲葉選手・スレッジ選手の三者連続適時打で岩隈投手をKO。前の試合まで自責点3だった岩隈投手から5点を奪いました。
 直後のYMCAでは、西城秀樹さんが登場していました。録画を見たのですが、凄い盛り上がりでした。
 那須野投手は7回を投げて1安打無四球無失点という内容で。日本プロ野球初登板初勝利を達成。北海道が5対1で快勝しています。
 観客数は4万1千1百人ほど。満員プロジェクトは今日も大成功だったようです。

 福岡で行われた福岡-合併球団は杉内投手とオルティズ投手が先発。来日初登板となったオルティズ投手ですが、初回に長谷川選手と松中選手の連続適時打で先制し、さらに中盤にも追加点。オルティズ投手を5回途中でKOしています。さらに二番手で出てきた川越投手以下も打ち込まれ、13対0と福岡が大勝しています。観客数は3万6百人ほどでした。

2008年05月02日 23:53